「なぁなぁ~~俺、こくっちゃおうかなぁ~?
ねぇどう思う?」
「別に、好きにしたらいいんじゃないの?」
なんでわざわざ俺に聞くんだよ...はぁ。
相葉をチラ見した。
そういえば、こいつの泣いた顔見たことねーな。
いっつも笑ってるし、
フラれたら泣くのかな?
俺はそれを想像してちょっと笑けてきた。
「ふふ......」
急に笑った二宮をふと気になった相葉。
「ん?何笑ってんの?」
キョトンと二宮の顔を覗き込む。
二宮はその顔を見て、
《にのぉ~~~俺、振られちゃったよぉ~》
また思い出して今度は吹いた。
「ーーーぶっ...くく.....」
「ん??何々?
俺の顔なんかおかしい??」
ひとりでに笑ってる二宮に対し状況が把握できない相葉。
「ねぇーー何笑ってんのぉーー!教えてってばぁー」
屋上で楽しげな二人。
いつまでもこの関係は続くと二人は当たり前に思っていた。
休み時間が終わって俺らは別々の教室に分かれた。
分かれる直前、相葉が二宮のクラスの教室をチラッとみたことに二宮は気付いた。
「......どうした?」
「え?ううん、じゃあね!
また後で!」
そう言って自分のクラスに帰っていった。
相葉の少し気になる様子を二宮はあんまり深く気にせず、
二宮も教室へ入った。