俺は椅子に座り、次の授業の準備をしていた。
.....次は国語。。
ゴソゴソ机の中に手を突っ込んで教科書を出そうとした。。。。
所が、教科書が見つからない。
カバンの中を探しても見当たらず、
急いで相葉のところに行って借りにいこうかなと
席を立とうとした時、
俺の前にスッと教科書が差し出された。
誰だろうとふと前を見上げると
教科書を持ってニコッと笑った
いつも見てるあの子だった。
「あ、」
と急なことに動揺を隠せなかった。
なんでこの俺に?
そう思っているとその子が話し掛けた。
「...あのよかったらどうぞ、」
「え?いや......君は?」
「私は大丈夫。」
そう教科書をぐいっと俺に近付けた。
「いや、いいよ。
君が困るでしょ?」
素直に受け取ればいいのに
なんで受け取れねーんだよ。
「大丈夫。ほら!」
彼女も負けず嫌いらしい。
ちょっと可愛いって思った。
「あ、じゃあお言葉に甘えて....」
と、教科書を貸してもらった。
「うん、じゃあね!
返すのいつでもいいから!」
彼女は笑顔で俺に手を振って席に着いた。
俺はなんだか胸がざわざわする。。
目が勝手に彼女の方へ行く。。。。。
何この感情.......まさか好き?
俺が?
まさか..........ね。