"ガララ"と病室のドアが開き4人は一斉に後ろを振り向いた。
入ってきたのは"マネージャーの円藤さんだ"
「あ、皆さん居たんですね」
雅「あ、円藤さん!!」
そう言った相葉は椅子から立ち上がって円藤のところへ行き、
体の心配をした。
雅「もう平気なんですか?」
「大丈夫です。ご心配をおかけしました。」
雅「でも、無理しちゃだめですよ!病室連れて行きましょうか?」
「平気ですよ!それより..........」
相葉の心配を断った円藤は
相葉をすり抜け、その先にいるある人物を見ていた。
その視線をいち早く察知した二宮はサッと円藤の目線に入る。
和「どうしたんですか?」
「............いえ。」
一旦目線を外した円藤は再度嵐のメンバーに目を合わせ質問をした。
「...大野さんは大丈夫ですか?」
その質問に一瞬ピリッとした。
雅「あ、あのねリーダーはーーー」
相葉が話そうとした瞬間、松本が話を遮った。
潤「それよりも円藤さんに聞きたいことがあるんです。」
「........なんですか?」
ピリッとした空気はまだ続く。
潤「円藤さん、なにか知ってますか?
リーダーのこと。」
「...どういうことですか?」
潤「俺らが駆けつけた時に円藤さんが倒れてて、
そしたらリーダーが血の付いた包丁を持ってたんです。
そのことについて聞きたいんです、
二人の身に何があったのか....」
松本がそう言うと円藤は目線が泳いだ。
潤「なにかあったんですか?もしそうだった事情を教えてもらえないですか?
事情が事情だったらーーー」
すると、円藤はニコッと口元が笑った。
「いいんですか?」
その言葉に一同の空気が止まった。
潤「え?」
「------今日収録じゃなかったでしたっけ?」
期待外れの言葉に一部が肩を下したが。
一人、ハッと思い出したかのように時計を見た。
雅「---そうだ!忘れてた!ありがとっ円藤さん。
さっ皆、早く行かなきゃ!」
鞄を持ち大野に「行ってくるね」と喋りかけると
病室を慌てて出た。
櫻井も続けて出たが、
松本、そしてその後ろにいる二宮は動かず、円藤を見つめてた。
「ん?遅れますよ?」
首を傾げる円藤。
和「円藤さん............」
二宮は円藤に何かを言おうとしたが、
「.....なんでもないです。」
と、俯いて病室を出た。
最後に残った松本は病室を出ようとした所で足を止め、くるっと振り向き、
後姿の円藤を見つめた。
すると、気配を感じた円藤は振り向いて松本の顔をん?とした目で見る。
潤「あ、お疲れ様です、お大事に。」
松本は慌てて吐き捨てるかのように行って病室を出る。
バタンとドアは閉められた。
「.......」
二人きりになった病室で、
円藤は大野を見つめ、
口元がニヤッと笑った。。。