メンバーが歩いてる中、一人、二宮だけポツンと立ち止まっていた。
それに、いち早く気付いた松本がその様子を見て二宮の方に歩み出る。
ポンと肩を掴んで「どうした?」と顔を覗く。
「...ああ」
そうどこか暗い声で肩を落としていた。
二宮の異変に他のメンバーも気付き、足を止める。
俯く二宮にじっと見つめる三人。
その時、ふと顔を上げメンバーを順々に見て口を開いた。
「....あのさーーー俺、ちょっと戻るわっ」
そう言って振り返って足早に走っていった。
「ーーおいっ!ニノ、どこ行くんだよっ!」
「まさか、リーダーんとこ?」
そんなメンバーの声に目もくれず一目散に走り、廊下の角を曲がった。
尋常ではない慌てた二宮の姿を不安に思い、
3人は追い掛けることにした。
ーーーー
二宮が大野のいる病室へ到着すると、突然横から看護師の方が慌てて大野の病室へ入った。
何か心がザワッとした二宮はごくっと生唾を飲み込んでドアを開けた。
「ーー大野さん!大丈夫ですか!」
部屋に入ると医者、看護師が慌てふためいている光景を目にして
二宮は呆然と立ち尽くしていた。
そこに遅れてやってきた3人。
「ーーーはぁはぁ.....どうしたんだよ....」
ドアに手をかけ息を切らしながら目の前にいる二宮に声掛けたが、
目に入ってきたその光景に3人も思わず黙ってしまった。
リーダーに一体何があったんだ......??
---------数分後、少し状態が落ち着いた現場。
四人は大野に近づいて顔を見ると、
気持ち良く寝てる感じだった。
医者から原因不明の呼吸が乱れたそう。
だが、今は、無事みたいでホッとした4人。
でも一つ気になるのが、
誰が呼んでくれたのだろう。
櫻井は言った。
「すいません、何がどうなったか教えてもらいませんか?」
そう言うと医者は事情を話した。
「ーー大野さんが助かったのはこの方が早くよんでくれたお陰です。」
医者が手を刺した方向に四人は目を向けると、そこには"円藤さん"がいた。
「円藤さん!!」
「、皆さん....」
「円藤さんだったんだ。よかった、ありがとう。」
「いえいえ、私もびっくりしたんです。」
メンバー達と円藤さんが喋ってる風景をじっと見てる二宮は会話に入ろうとしなかった。
ーーどうしたんだろう俺、
どうして円藤さんを見てると心がざわざわするんだろう。。
疑いたくない。
円藤さんは俺らが嵐としてデビューした間もなくマネージャーになって
苦しい時も助けてくれて
メンバー以外で一番信頼できる人だから、
そんな人を疑いたくなんかない。
俺の勘違いだ。
何かの間違い..............
「.......の......ーーニノ!」
相葉さんに呼ばれてハッとして顔を上げた。
すると相葉さんは俺を覗き込むような形で心配そうな顔をしていている。
「大丈夫?一点見つめて怖そうだよ?」
「ーえ?ううん、なんでもないよ........」
こんなこと言ったらメンバーに心配かけてしまう。
俺が疲れてるだけなんだ。
それにリーダーが目覚めれば全て終わる.....と思うんだ。
だから信じるよ。
リーダー、早く目覚めてよ.....................