大野side.
皆が僕から離れる.......
行かないで....傍にいて...
追い掛けようとするも、全然追い付けない。
翔ちゃん、相葉ちゃん、
ニノ、松潤.........待ってよ....
待って.......
待ってよーーーーー。
「....ーーー!」
ハッと気付くと僕は明るさにびっくりして、目を薄めた。
すると、横から「どうしたの?」と声をかける人物。
その声の方をよくよく見ると、そこに『相葉ちゃん』がいた。
「あ、相葉ちゃん.....??」
居る。近くにいる。
いかないでくれた。。
僕は嬉しさに涙を抑えきれなくなって零れ落ちていく。
その光景にびっくりした相葉が言った。
「ーーどうしたの?!リーダー!
どこか痛い?お腹痛いの?」
そう大野の事を心配そうに見つめると、「怖い夢でも見た?(笑)」と、横目で見ながら笑いを堪えてる櫻井の姿があった。
「...翔.....ちゃん....」
その横にはニノが居て、相葉ちゃんの後ろから覗いているのは松潤の姿。。
どうして皆.....
泣きじゃくる大野を見る4人は、段々心配になってきて顔が強張ってきた。
「ほんとに大丈夫か?」
「ちょっと一旦深呼吸する?」
「どんな夢見たんだよ」
気のせいじゃないんだ.....皆がいる。
夢でも見たんだ。
当たり前のように皆がいることがこんなに安心できるなんて.....
そうだ、夢だったんだ。。
「...はは.....は。」
急に笑いがこみ上げてきた。
嬉しくてつい.....
夢だったのが嬉しかった。
フフフと不気味に笑う大野を見て4人は唖然としてしてしまう。
怯えながら櫻井が言う。
「あのー....大野さん?大丈夫?」
「え?何?」
「いや、なんか....」
翔ちゃんが心配そうに僕のこと見つめてる。
僕は、「なんでもないよ~」と普段の様子を見せてあげると「....ならいいんだけど」と納得してくれた。
他の皆も僕のことを心配してくれて、
「大丈夫?何かあったら言ってね?」
「ありがと、相葉ちゃん」
「無理すんなよ?」
「うん、ありがと、松潤」
ニノに至ってはゲームしていて何も言ってくれないけど僕の肩に頭のっけてきてリラックスしてるけどそれがニノらしくて安心する。
皆、ありがと。
皆とグループ組めてほんと良かった。
離れていくなんて考えたくないよ。
4人の思いを心に染み渡っていたとき、「コンコン」とドアからノックする音が聞こえてきて「どうぞー」と櫻井がそう言うとドアが開けて「おはようございますー」とマネージャーの円藤が入ってきた。
メンバーは普通に「おはよう」と接するが、あんな夢を見たからか、妙に気を使ってしまう。
「おはようございます。」
円藤さんが笑顔で僕に近づいた。。
「あ、おはようございます!」
僕はなんか円藤さんをさけてしまった。
僕はなに避けるんだと思いハッとして
チラッと円藤さんを見ると
じっと僕の方を見て固まっていた。
僕はすぐ「ごめんなさい!ち、違うんです!」と慌ててフォローすると、
円藤さんも戸惑って『平気ですよ』そう言って笑顔を見せた。
....何、やってるんだ僕は。。
二人の間に妙な空間が生まれたのに気付いて相葉が間に入る。
「どうしたの?喧嘩でもした?」
「喧嘩じゃないですよーねぇ大野さん?」
「あ、え、うん!」
あ、また不自然な態度取ってしまった。
僕は息抜きしようと「ちょっとトイレ行ってくるね」と席を外して
トイレへ向かった。