大学生になっても俺はなんも変わらない。
大学行って夜、バイト行って、休みは一日中ゲームして....
一つ変わったのは、相葉と会う回数が減ったことだ。
理由はわかる。
彼女との会う回数の方が多くなったからだ。
べつに会おうが俺には関係ない。
今日もいつもみたいに家でゲームしてると着信が入った。
俺はゲームを一時中断して電話に出た。
「もしもし?」
〈もしもし?ニノ?今、ゲームしてんの?〉
「そうだけど。」
〈えーせっかくの休みなのに外でなよ~~~〉
「いいだろ、俺の勝手で。」
〈今、ニノんちの近くいるからさ、今からそっちいくね!〉
「ーーーはっ!?何お前...くんなーー」
無理やり電話を切った相葉。
...たくっ、ふざけんなよ。。
ゲームしながらブツブツ文句を垂れてる二宮。
「...急なんだよ」
「昔っからあいつはそう、強引すぎ」
「いなかったらどうすんだよ。」
ブツブツ言いながら二宮はふと昔を思い出した。
中一の時も俺の実家に押しかけてきたことがあったな....
その時もうぜぇなとは思ったけど
どうも相葉の様子がおかしくて仕方がなく家に上げた。
その時の相葉は最初は普段通り接してたけど二人きりになると黙ってしまう
気になって事情を聞いてみたら"好きな人に振られた"....らしい。
「友達しか見れない」って言われたらしい。
俺は興味なかったがずーーと俺の部屋に居座っても嫌だし、
無理やり慰めたことがあった。
最後は笑っていつも通りだけど、
相葉がいなかったら俺はずっと引きこもってたわけだし
あいつがいなかっから今の俺はいない。
ああいうタイプが俺にはいいのかもな。
さっきまで愚痴を言ってた二宮だったがいつのまにか顔が優しい顔になっていた。