コンサートリハーサル中.........何やらとある部屋でピアノの弾く音が聴こえる。
その部屋のドアをガチャと開けたーーー.........
雅「ーー翔ちゃん!やってるねぇー!どう?」
ドームの控え室を借りて、櫻井は真剣にピアノを練習していた。
相葉に声を掛けられ、弾くのを止め、ストレッチをした。
翔「ん、相葉さんか.......」
雅「上手いよねー、教えてほしいよー」
翔「いや、全然だよ。指が鈍っちゃったしさー」
雅「そんなことないよー上手いじゃーん!!」
翔「うーん、もっと上手くならねえと.......」
そう再びピアノにむかう櫻井。
それを微笑ましく見つめる相葉。
雅「翔ちゃんは、自分に厳しいよね、
今でも全然上手いのに.......まぁまだ時間はあるし、頑張ってね?」
櫻井が弾いてる隣で小さく声かけをして控え室を出た。
******
控え室を出た相葉は一息付き、あるきだした。
ーー俺も負けてられねぇ!!
智「ーーんじゃおいらもう帰るねー」
ーー今日のリハーサルが、夜の9時に終わり、
早速帰り始める大野。
楽屋を出ようとする大野を慌てて止める相葉。
雅「ーーちょ!!リーダー待ってっ!!」
智「ん?どうしたの?」
雅「はぁ、どうしたじゃないよ!今日、ニノに言ってね?忘れないでよ!」
智「.........」
キョトンとする大野に嫌な予感がした相葉。
雅「ま、まさか、忘れてたり.......」
智「..........ーーはははっ!覚えてるよ!大丈夫大丈夫っ!!」
雅「ほんと??10分前に話したんだからね?」
智「うんうん、分かってる!じゃーねーー」
ふにゃふにゃした笑顔で帰っていった大野。
閉められたドアを心配そうに見つめる相葉。
雅「ほんとに大丈夫かな?リーダーしか言う人いないんだからっ」
そう呟くと後ろから「何一人でブツブツいってんの?」とバックを持って立っている松本が。
雅「あ、松潤、帰るの?」
潤「.....ああ。それより何呟いてたの?」
雅「え?何でもないよ~俺も早く帰らなきゃ~」
そう言って、ソファに置いてあったバックを持って松本と一緒に楽屋を出た。
廊下を歩いてると、どこからかピアノの音がした。
雅「あれ?まだ練習してんかな??」
潤「翔くん、一生懸命だな。ちょっと見てく?」
そう二人は櫻井のいる控え室を覗くと真剣な顔で少し汗をかいて弾いている櫻井の姿。
二人はそれを見て、神妙な空気にそっとドアを閉めた。
そして、無言で歩いていた。
すると前からスタッフさんがやってきて二人に気づいて話し掛けた。
「あ、お疲れ様です!」
雅潤「お疲れです.....」
「ん?あ、そうそう、櫻井さん、今ピアノの練習してるんですが挨拶しますか?」
と、櫻井のいる控え室を開けようとしたスタッフに慌てて止めにはいる二人。
雅「ーーいや!..........真剣にやってるからそっと見守っていましょ?」
潤「うん。少し覗いたら話しかけられない空気だったから止めたんだ。」
「ーーそうですか。そうですね、それじゃあまた明日っ。」
スタッフに会釈して二人はそれぞれの家へ帰ったーーーーー。。