雅「―――なぁーんてねっ!」
『..............えっ?!』
さっきの真剣な顔が嘘みたいに笑顔に戻った相葉さん。
雅「ちょっとね........君が離してくれないから、からかいたくなっちゃった。ごめんね?」
『..........え?、嘘?』
雅「――ん?、さっ仕事行かないとねっ!」
と、立ち上がって私に手を差し出した。
雅「.......早く着替えてね。そんなかっこじゃほんとに離してやれないから。」
はだけるシーツを元に戻してくれ、着ていた上着を掛けてくれた。
『――え?あ、これ・・・着ていくんじゃ・・・』
ドアノブに手を掛けて、チラッと横目で見ながら言った。
雅「あぁ......今日そんなに寒くないし、いいよっ!風邪引いたらダメだもん。」
『あ、ありがとう........』
雅「いーえっ!どういたしまして!」
ニコッと微笑みかけてドアを開けた。
『い、いってらっしゃい!』
(さっきの怖い感じがなくなった。私の勘違いだったのかな?)
手を振って閉めようとしたとき、ハッと思い出した顔になって再びドアを開けて言った。
雅「――あっ、もうあんな事言っちゃダメだからねっ!!」
『――えっ?........何の事?』
雅「大切にされてないとか.......そんなこと絶対ないからっ!!
......................俺を信じて?」
じっと顔を覗きこみながら見つめていて、恥ずかしくなって俯いて頷いた。
すると、中に入って急に抱きしめられ耳元で囁かれた。
『――え......それ.....』
顔を赤くして手で隠している。
雅「――じゃあ!!行ってきます!!/////」
バタンと閉められ、一人になった私の顔はぽーーーと赤くなっていた。
数分間ただ玄関で佇んでいた。
雅『――――信じてくれなかったら、俺が信じられるようにするから。
もう、不安になんかさせないように、ちゃんと考えてるから.................
だから、一生俺に着いてきて?』
まだ不安になったりするけど、
その言葉を聞いて、少し楽になった。
ちゃんと言葉を言ってくれる。
不安になったりしないように、ちゃんと分かってくれる。
さっきも私の不安を汲み取ってくれたのかな?
いつも私を幸せな気持ちにしてくれてありがとう。。
私も今のままじゃダメだね。
私からも幸せを分け与える女性になりたいな・・・。
でも、相葉さんはきっとこういうことを言うだろう。
『――何言ってんのぉ?.....俺は君にいつも幸せを貰ってるよ?』って.............。。。。。
あなたに恋してよかった―――――。
END~~