シーツがはだけ、直す暇もないくらいキスの渦が私を襲う。
力が弱い私には、相葉さんを突き放せない。
ていうか、突き放したくない。
―――でも。
『...........んっ..........んぅ......』
力が入らない..........
そして、そっと唇を離し、こつんとおでこをくっ付けた。
雅「..........大切じゃないわけないじゃんっ......」
『........はぁ.....はぁ.....。』
すると、ギュっと体を引き寄せ抱きしめた。
雅「――分かってないのは、君の方だよ.......」
『――えっ?.....』
雅「俺がどんだけ、我慢してると思ってんの?.......そんな顔で引き留められたら、仕事なんて
行かれなくなっちゃうじゃん。少しは俺の気持ちも考えてよ..........」
『..........ごめんなさっ――』
雅「そんなはだけた容姿でいる君を離してやれるわけない。
今だってすごい制御してるんだよ?.......顔見たら、襲いたくなっちゃうから、わざと目を合わさなか
ったのに.........」
『.........ごめんなさい.......あの、仕事行ってください!!....私はもうだいじょ――』
体を見てることに恥ずかしくなって、さっとシーツで隠そうとすると、ギュっとその手を止められた。
雅「――何言ってんの?君に引き留められて、大丈夫なわけないじゃん。
もう.........我慢するのやめた。」
と、すっと顔が近づく。
それを慌てて腕を取って引き離す。
『――あ、いや!!.....仕事だから・・・・行かないとっ!!......マネージャーさんが・・・』
雅「隠さないでよ。君も俺と同じ気持ちのくせに..........」
見つめられた目が鋭くて、ドキッとした。
(いつもの相葉さんじゃない。怒ってる?............何か、、、怖い。)
怯えながら見つめてると、相葉さんの手がそっと右頬に触れた。。。
――、その瞬間、『~~♪♪』と相葉さんの携帯が鳴った。
多分、マネージャーさんから。
でも、それを取ることもなくじっと私を見つめている。
着信音が鳴ってる中、両頬に手が触られ、ドキドキしすぎて呼吸が上手く出来ない。
すると、着信音が切れた。
どうしよう.............来ちゃう。
『あのっ.......早くっ........マネージャーさんが来ちゃう.......出ないとっ』
慌てて離そうとした時、ぐいっと手首を掴まれ、真剣な顔で見つめる。
雅「...................ほんとにいいの?」
『――え?』
雅「ほんとに、それでいいの?............ほんとに後悔しない?」
(...............後悔?)
『え.........どういうこと?』
私の問いかけにただじっと見つめ続ける相葉さんだった――――。。。