和「...........っはぁぁ.......うっ......はぁぁ......」
少しづつ痛みが治まってきた。
時計を見ると、朝の9時。
........1時間も苦しんでたんだ。
こんな長く痛みを感じたのは初めて.......。
――と、その瞬間、自分の脳内にある映像が浮かんだ。
......若いころの・・・・・僕?と、あの人達がいた。
5人で仲良く笑ってる。
そして.............会場??みたいなでかいところで歌ってる僕。。
(ほんとに、僕は嵐・・・だったの?)
――だが、次浮かんだ場所は真っ暗な場所。
コツコツ歩く音が近づいて..........その瞬間、激しい痛みが襲った。
和「―――っっ!?.....何?!」
ふらふらした状態で後ろを見ると、ズボンを履いた人が・・・僕の前に立って........
手には、棒??みたいなのが見えた。。
そして、僕は意識を失った―――。
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再び、目を覚ますと、頭の痛みが消え、あの変な映像は浮かんでこなくなっていた。
(なんだったんだろう?)
自分の頭を押さえながら、考えた。
あの、鈍い音がした後にすごい痛みが来た。
あの人は誰?..............あんなの僕の記憶にはない。
...........何か、怖かった。あの人が僕を襲った?.........ように思えた。
『~~♪♪』
――そんな時、どこからか音楽が鳴った。
その音の方に近づいていくと、電話から鳴っていた。
恐る恐る出てみると、
和「............あ、.....あの.....」
『――もしもし?ニノ?』
(.......落ち着く声・・・)
和「........大野・・・さん??」
『――うんっそうだよ!....大丈夫?何かおかしなことなかった?』
一瞬言おうかどうか迷ったが、こんな事、誰も信じてはくれない、そう思い、
和「――う、ううんっ!全然平気っ!」と、嘘を付いてしまった。
『そっか、冷蔵庫に弁当が入ってるから、食べてねっ』
和「あ、うん......あの、それだけ?」
『えっ?..................そうだよ?どうしたの?』
和「.......ううん、何でもない......。」
(僕は一人・・・ずっと・・・。)
(4人に心配掛けたくない。)
そう思った時、大野から話し出した。
『ねぇニノ?....今から外出れる?』
和「..............え?」
『ニノさ、僕の歌・・・聞きたいって言ってたよね?』
和「う、うん......」
『じゃあ、今からリハに来ない?』
和「――リハ??」
『コンサートのリハーサルっ。ニノが平気だったら、迎えに行くけど?』
(コンサート..........大野さんの歌........)
――これは何かを思い出すきっかけになるかもしれない。
和「――うん、行きたい。」
『そ、よかった。じゃあ、今から白石さんがそっちに行くから。待ってるねっ』
和「――はいっ」
ピッと電話を切り、一息付いた。
――何か、大野さんと話すと、さっきまで悩んでた事が無くなっていく。
僕は一人.....じゃない?
あの人たちは僕の味方?
――でも、心が4人といると楽しい気持ちになる。
今はそれを信じて居よう.................。。。