―――朝、ずっと大野の寝室に籠りっぱなしでいた二宮。
大野がドアを開けようとするも、なぜか鍵が閉まっている。
(やっぱり、おいらのせいかな?.....怒ってるかな?)
大野は決心してドアをノックした。
智「.............もしもし?....ニノ?」
二宮の声が聞こえない。
(寝てるのかな?)
大野はもう一回ノックをすると、小さい声で「........はい」と呟いた。
少し安心した大野は、
智「.....あの、もうすぐ仕事に出掛けないといけないんだけど........
ニノも来る?」
そう言うと、しばらく黙る二宮。
そして、「――今日はいい........一人で考えたいんだ。」と言い、それ以降話さなくなった。
大野は心配だったが、やむなく仕事場に向かった。
*******
大野のベットの上で座って俯いている二宮の姿。
真っ暗の中、ただ一点を見つめている。
(僕が..................嵐??)
――そんなわけないよね?
だって、嵐の記憶がないんだもん。
.......しかも、『特別な関係』の人たちを忘れる?
もし、僕が嵐の一員だったら.........
楽しい、懐かしい気持ちがあるのは嘘じゃない。
でも、4人には最近会ったばかり。
ずっと一緒にいる感じがするのは、ただの勘?勘違い??
和「うううう........分からない......」
大野さんが嘘言ってるようには思えない。
真剣な目だったんだ。大野さんは優しい。だから、大野さんを疑いたくない。
『ニノは.............嵐なんだ。』
もしそれが本当だったら..................................。。。
すると、急に頭に激痛が走った。
和「――――っっ!!」
――僕は最低だ。
大野さんの言葉を疑ったり、、
4人の事も、皆僕の事知ってる感じなのに、僕だけ何も知らない。
どうしてここにいるのかも分からない。
僕は一人.....ずっと.....ずっと一人なんだ.......。。
痛い.............心が痛い.............。
頭より、心が痛いよ.......。。
和「い.........だれ.....かっ........」
ドアの方に手を伸ばした―――――。。。