沈黙が流れる楽屋では「――昨夜、二宮さんが◯◯スタジオ周辺に居たと目撃者もいます。
これが本当だったら、どうなるんでしょうか?」とテレビニュースが流れている。
ちょっとイラッとした松本がブチッとテレビを切った。
相葉は、二宮を見ているが、二宮は斜め下を向いて顔を背けている。
雅「.........ねぇ、お願いだから........本当の事教えてよ?.....俺らはニノの言葉を知りたいの。
こんなニュースの一コマだけで信じたくない。
本当でも嘘でも、何でもいいから..............何か.....言ってよ.......」
今にも泣きそうな顔で二宮を見つめる。
そう言うと、何か改心したのかゆっくり口を開けた。。
和「俺は............俺は、加藤さんを殺した。」
そう俯きながら答えた。
その言葉に唖然とするメンバー。
翔「――う、嘘でしょ?」
智「嘘だよ.......ニノが人を殺すなんて.......」
潤「.........」
目の前で聞いてた相葉は二宮を覗き込んで優しく言った。
雅「.........ニノ、俺、自分で何でもいいからって言ったけど.......やっぱり信じたくない。
ニノは.......殺してなんかないよね?もしかして、誰かを庇ってる?そうなんでしょ?
そうだと言って?ニノ・・・。」
二宮は微動だにせず「俺が殺したんだ・・・皆ごめん」と言った。
――なんでニノは嘘を言うんだろう。
昨日は俺ら居て、屋上に置いて帰っただけなのに・・・
もしかして、俺らを庇ってるの?
そうなの?
雅「ニノぉ.....俺、よく分かんないよ........ニノは殺したって言ってるけど、俺の頭は違う。
何が本当なの?
なんで俺ら・・・・こんなことになったの?」
ぽろっと涙が零れ落ちた。。
そんな相葉を見捨てるかのように相葉の手を払い、ゆっくり刑事さんの方を向いた。
和「.......古谷さん、井上さん・・・・行きましょう。」と歩き出した。
4人は「ニノ!!!」と一斉に叫ぶが応えず出ようとする。
雅「――ニノ!!待ってよ!まだ話は終わってないよ!!!」
相葉の言葉を聞かない様に「刑事さん・・・早く、、行きましょう」と呟く。
「え・・・いいんですか?.....そんな早く出てこられないと思いますよ?」
和「――いいんです。」
「.............そう、ですか・・・それじゃあ・・・」と古谷さんが二宮の方に歩き出そうとすると、
雅「――ニノ!!!行くなッッッッ!!!!」と楽屋の外にまで届くほど叫んだ相葉。
ピタッと止まる二宮。
雅「....刑事さん・・まだ連れて行かないで・・・まだ、ニノが犯人って決まったわけじゃ――」
と、訴えかけようとしたとき、二宮が話を防いだ。
和「――決まったんだよ。。」
雅「...............何言ってんの?ニノ?」
和「......」
雅「――ニノっ....ちょっと――」去ろうとする二宮を追いかけ、腕を掴んだ瞬間、
くるっと振り返り、せつなそうな顔をして俯いてる二宮の姿。
「ニノ.......」そうつぶやくと、パッと手を離し、後ろを向いた。
相葉に聞こえるか聞こえないかぐらいの声で「ごめんね」と言い、楽屋を出ていく。
その言葉を聞いた相葉は、再び二宮を追いかけようとすると、今度は「来るなッッ!!!」と叫んだ。
ニノ・・・なんで?
こんなの嘘だよ。
嫌だ。嫌だ、嫌だ、ニノを失いたくない。ここで追いかけなかったら・・嵐は・・・・・・・
心の中で決めた相葉は、二宮の言葉を無視して追いかけようとした........が、
「ぐっ!」と相葉を押さえつける櫻井に阻止される。
雅「――――翔......ちゃんっ!?」
翔「..........」