池袋 こまち整体院(その22)
気が付いたら、ある日私はEDになっていた。
まさか自分がそんな事になるとは夢にも思わなかった。
若い時は元気過ぎて困る位だったし、アソコが元気なのが私の取柄みたいなものだった。
いったい私の身体に何が起きているのだろうか?
確かに私の血糖値は高めで、コレステロールの数値も高めだ。
相変らず仕事でストレスは受け続けている。
奥方とも御無沙汰している。
元気が無くなる要因は沢山あった。
加齢と共に段々元気が無くなっていくのも、自然の摂理なのかもしれない。
そういえば、昨年の年末にコロナウイルスに感染して、数日起きあがれなかった事があった。
考えてみたら、それ以降元気が無くなってきたような気もする。
コロナの後遺症なのだろうか?
いや、そうだとしたら一過性で、徐々に良くなるはずだ。
しかし、私のお○ん○んはその後も回復しなかった。
いざ挿入という時に硬さが足りないのだ。
病院に行こうとも思ったが、バイアグラを処方されるだけのようだ。
できれば、薬の力は頼りたくない。
私は鍼灸にも行ったが、満足な結果は得られなかった。
こうなったら、行く場所は一つしか無い。
やはり私は池袋に向かっていた。
前回、人手不足で困っているとの事だったが、ユウカとリンカと2人の小姐が店に居た。
私はアソコの元気が無いことをママさんに言うと、リンカという小姐が担当になった。
見た目は昔六本木に居た琳琳さんに似ている。南方の人の顔立ちだ。
足が異様に長く、腰の位置が高い。
自信に満ちた顔は只者では無いようだ。
私は彼女に全く元気が無いことを言った。
彼女は
「やってみましょう。」
と頼もしい応えだった。
うつ伏せの施術が始まり、背中から下半身にとりかかる。
足をカエルのようにガニ股にして、鼠径部を攻めてくる。
早くも際どい。
私の脳内に期待感が広がる。
ワンワンスタイルになると、後ろから付け根周辺のツボを強めに押してきた。
これはかなり効いた。
仰向けになると、更に容赦無く紙パンツの中に手が入ってきた。
私の竿が右に左に移動している。
私は自分の身体に変化が起きている事に気がついた。
少しだが元気になっている。
そして60分の施術終了近くなって、フル○起した。
カチコチに固い。
何ヶ月ぶりだろうか。
私は嬉しくて思わず声をあげ、そして30分ほど延長した。
こうなったら、どの位の時間元気でいられるか試したかったのだ。
リンカ嬢も得意げな顔で
「カチカチだよ。」
と私に言った。
やはり彼女は只者ではなかった。
延長15分位で、刺激に慣れた私の股間は徐々に普通の状態に戻っていった。
しかし彼女はその間も一生懸命施術してくれた。
15分という短い時間だったが、これは私にとって大きな進歩だった。
私は元気を取り戻したのだ。