新大久保 マンゴスチン
ダンセンさんの満蘭の書き込みを見て、私は東新宿のタ・ワンという激安タイマッサージ店に行くのを楽しみにしていた。
衛生面にやや難があるということだが、初回2時間8Kは凄すぎる。
しかもサービス精神が旺盛なのだという。
私は副都心線の東新宿で降りて、大久保通りに向かった。
しかし店に行ってみたら、誰も居ないようだった。
どうやら休みになっているようだった。
慌てて携帯からホームページを確認したが、定休日や臨時休業などの告知は無かった。
休みたいときに休んでいるのだろうか?
運が悪いとしか言いようがない。
「マイペンライだ。」
私は大久保通りを新大久保駅方向に歩いた。
駅のそばまで行けば、ナーリークラブなどタイ式の店は多い。
和を通り過ぎる。
頭の中がタイ式マッサージモードになっているので、今日は見送ることにした。
マンゴスチンの看板を見つけた。
私は吸い込まれるように店に入って行った。
店に入ると、陽気なタイ人が受付をしていて、しきりに単価の高いコースを勧めてきた。
オイルマッサージ一時間8Kは昔なら普通だが、タワンから比較すると随分と割高な感じがした。
私はとりあえず90分の料金を支払った。
部屋は上が空いた造りで、カーテン仕切り。
ホテルのベットメイキングのようにシーツが花柄模様になっていたのが好印象だった。
担当は30代後半と思われるタイ人女性で、マッサージはそこそこだった。
全裸でも大丈夫で、玉袋にも指がときどき当たった。
そこにあるものなど関係ないという感じの施術だった。(笑)
「ココハ、アトニセンエン」
彼女はチップを要求したが、今すぐに払えとは言わなかった。
私は首を縦に振る。
心地よい玉もみが始まった。
「おお、サバイサバイ!」
タイ人は笑っている。
彼女は私の右手をとって、股間の方に持っていった。
どうやら自分で処理しろということらしい。(笑)
私は丁重にお断りした。
最後にシャワーを浴びて、チップを手渡した。
お茶を飲んで私は帰路についた。
帰宅した私に更なる試練が待ち構えていた。
奥方がパンツを穿かないで、私の帰りを待っていたのだ。
「マッサージ屋で処理してこないで良かった。」(心の叫び)
そう思った時には、私はすでに襲われていた。