ここ4週間ばかり、私の部屋の真上で工事をしています。
安普請です。騒音がすごい。
私はもともと人ごみが苦手なのですが、このごろは特別な用事がない限り、人のたくさんいる所に出ないようになりました。
ですから、世の中の休日、私は音楽を聴いて過ごすことにしました。
CD、DVDの棚を整理しています。思いがけない発見があります。
ベルリオーズの幻想交響曲が指揮者をかえて何枚も持っていたり。ショスタコービッチについては「革命」以外の交響曲を全部持っていたり。
大好きなグレン・グールドがクルシェネクやモラヴェッツのような現代音楽を演奏していることなど。
音楽から長いこと離れていたので、そんなことも忘れていました。
今の私の気持ちは、現代音楽がぴったりくるので、バルトーク、ベルグにはじまり、メシアン、ジョン・ケージなどを聴いています。 私は専門家ではないので、詳しいことは分かりません。ただ、聴いていて気持ちの良いものを選びました。 
去年短い間、坂本龍一さんの最新アルバムを聴いて、音について、心に留め置いたことがありました。
街や自宅に当たり前のようにある音を、拾って集めて作られる音。
そして間。 間にジョン・ケージを思わせましたが、教授の音楽でした。
聴く人によって、自在に変化する音。 それでいいんだ、と感じたのを覚えています。
残念ながら、私は芸術家ではないので、真上の工事の音は、音楽には聞こえない。
ただの騒音。
腹立たしいばかりです。