治験が主治医の判断で終了となり、化学療法のひとつである、AC療法が始まりました。
正式には、始める前にお試し入院があるんですけどね。
私が抗がん剤をもうやめようとはっきり!決心していたのは、お試し入院の退院日でした。
こんなの、続けられない。
今までの比にならないくらいの激しい吐き気。それから、何より我慢できなかったのは、自分の体から、抗がん剤のイヤなニオイがすること。
蚊にも刺されなくなったし、あらためて、体に入っていく薬は、毒なんだなと感じました。
そして、今までつづった諸々の思いで、やーめた、となったわけです。
治験が失敗と分かったとき、主治医が「全摘だ」と言い放ったのも、印象に残っています。
多分、やるせなさからきた言葉だと思います。
全摘できないことは、彼自身が一番よく分かっていたはずなので。
多分、こういう思いを何度もされているのでしょう。治したくても、治せない。
気の毒だと思いました。
医学界のヒエラルキーに属している人はまだいいのです。
身分が保証されるから。
海外留学して、論文を精力的に発表し続けていれば、すごい医者と認められる。
でも、論文をおざなりにしてまで、臨床に重点、つまり患者を救うことを最優先してきた医師は、
医学界の中で自分の立ち位置を確認しづらくなることも確かです。
そうして、優秀な人材は海外に流出してゆく。
私の受けた「動脈塞栓術」は、大方のがんが治っている膨大な臨床数にも関わらず、日本の医学界では異端児扱いされているようです。
結果が全てではないみたい。
考えてみれば、おかしな話です。
私が大学病院で、主治医に抗がん剤治療をやめることと、堀先生の診察を受けたい旨を伝えたとき
主治医は、少し安心したような表情を浮かべていました。
彼にとっても、良い選択だったのです。
すべての医師が、彼のような、人のよさをもっているとは思いませんが、がん患者は自分の命のために、良い選択をして欲しいと思います。
堀先生のところには、海外から多くの患者が訪れています。
そして、結果を残している。それが徐々に拡散し、今アジアの医学界で、先生は引っ張りだこです。
多忙を極める先生の治療を受けられなくなる日が来ることを考えると恐ろしい。
迷っている人がいれば、勇気を出してアクセスしてみてください。