関東では、地震が話題になることの少ない地域だっただけに驚いたのだが、過去にはかなりの頻度で中程度の地震は頻繁に起こっていたということであり、日本列島に住んでいれば、いつどこで地震に見舞われてもおかしくないことを改めて知らされた気がする。
インフラを破壊するような大きな被害は報道されていないので、今のところは落ち着いているようだが、それでも波動の面から言えば、かなりしつこい影響が残りそうである。
今日は夕方の時間帯にさいたま市から日光へと動いていたのだが、幹線道路からはやや離れたルートを選んだ方が効率的なために、走りながらあれこれ交通情報を集めていた。
幹線道路から外れたルートと言っても、候補になる道路は数本あり、それらをどのように繋ぐかを考えても、選択肢は多数上がってくる。
その中で、波動を探れる場所(というより、これまでの経験から比較できる場所)を通るルートということで、久喜市、古河市を経由し、渡良瀬遊水地の西側を北上、更に鹿沼市で例幣使街道を辿るというルートを選んだ。
距離的には短いが、わざわざ曲がりくねったルートを辿るという選択をする人は少なく、思惑通りスムーズに流れていることで、ナビに表示された予想時間よりも1時間近く早く到達できたのだが、そこで感じる波動は、やはり違っているところが多かった。
渡良瀬遊水地の西の入口に当たる柏戸付近で夕陽を見ることになったが、天気図を見て予想していたよりも雲が多く、波動もやや重苦しい時間を過ごすことになった。
三国橋を渡り、栃木・群馬・埼玉の三県が接する辺りは、地質学的にもやや複雑なところで、この周辺にも地震の巣が点在しているのだが、それだけに変化に富んだ波動が得られる場所である。
ただ、今日のところは、時間を掛けて波動を探ろうという気分にはなれなかった。
どうも、あまり覚えの無い波動が混在していることが実感できたためだ。
これから日光へ入る時に、変な波動がまとわりついていても気分が悪いので、夕陽を見ながら栃木市方面へクルマを急いで走らせた。
雲間から見える夕陽も、どことなく揺らめいているような、少々不安定な印象だったので、途中で数分の休憩を取り、波動を浄化する修法をして日光へと向かうことにした。