年末になると、都心部に出向くのが億劫になるものだが、そうも言っていられないこともあり、今日は夕方に都心部を走ることになった。
環状8号線の外回りを、蒲田から和光に向かって動くことになったが、世田谷区の途中から荻窪にかけて激しい渋滞になっているという情報があり、ある程度覚悟はしていた。
ところが、用賀の東名入口を過ぎた辺りから予想を超える渋滞となり、全く動かない時間が生じるくらいとなって、案件処理のために途中で環八から出ると、戻るのに苦労するくらいになってしまった。
何とか戻って北へ向かうと、西の方かこのような雲が流れてきた。
予報では、低気圧が接近して明日は下り坂、その後は急激に気温が下がるということだったが、その前兆を見事に表しているような雲である。
今日から明朝にかけてはまだ暖かいようだが、その後は冬本番を思わせる寒さになるらしく、やっと季節が追い付いた(秋をすっ飛ばしてしまった気もするが)感覚である。
ただ、目の前の渋滞は一向に解消せず、いつまで続くことかと思っていたが、井荻トンネルを前に多くのクルマが新青梅街道方向に逸れて、その後は嘘のように流れ始め、今日の最終目的地である佐野までは高速道路を使う必要がないくらいになってしまった。
たまに走る私としては、都心部の道路事情にはどうしても疎いのは仕方がないが、情報の捉え方などにまだまだ経験が足りないようだ。
佐野に着いたときにはかなり雲が広がっている様子で、明日の雨を実感しながら帰路に付いた。