Amazon Prime のAppleで配信されていて別途課金されずに既に払っている900円で見れると言うので見てしまった。見終わってこれ程、後悔した映画はボクの60年を越す映画人生でも堂々と5本指に入る出来だった。でも途中で怒りまくってコンセントを引っこ抜くには至らなかった。

 

黒澤明監督の代表作“天国と地獄”(63年)を“天国”、☆☆☆☆+だとするとこっちはまさに“地獄“の☆☆しか献上出来ない。監督のスパイク・リー、そして主演を演じたデンゼル・ワシントンも何処で何を間違ってしまったんだろうと自問したくらいである。

 

 

元のストーリーはエド・マクベインが59年に書いた“キングの身代金”(87分署シリーズ)でそれを実に見事に映画化した黒澤監督、そしてスパイク・リー監督は60年後に挑戦再現しようと試みた訳だが実に残念な結果に終わってしまった。何と言っても“インサイド・マン”の時のようなキレ、映像美、音響効果、個性的なキャラクター、意表を突く展開などと全ての分野で同じ監督が撮った映画だとは思えないのだ。

 

リメイクの企画が発表された時からかなり期待をしていたオレが悪かった。“インサイド・マン”(06年)を衝撃を持って見ているしあのテンポの良さには大満足、その上を行くと期待していたんだが叶わなかった。これ以上書くと気分まで悪くなりそうだ。オワリ。