っと投稿されているのは長年の先輩ブロ友のレイさん、、実は最近、自分でも「come  to head 」の毎日なので便乗させて貰った。

 

一昔前(イヤ、つい先日まで)なら郵便局から海外へ小包(封書も)を送る場合には航空便か船便かを選択出来た。そして窓口へ出向く前に宛名を書き発送元の住所氏名を書けば直ぐに受け付けて貰い会計窓口で払えば済んでいた。それが今やこれだけデジタル社会として世の中が進化しているハズなのに全く逆行しているのだ。

 

先ずその宛名の記載だが今は手書きの住所は受け付けて貰えない、事前にパソコンやスマホで個人登録をする必要がありそれも極小フォントで恐らく5くらいの小さい文字列を操って打ち込んでいかないとダメなのだ。それに記載事項が実に細かい、、例えば「お煎餅」一つを送ろうとすると原産国、量、原料からグラム単位それらを全て英語で記載する必要がある。これはもう我らシニアには地獄の沙汰である、、毎回自分のページにアクセスするにはユーザー名から暗証番号まで何でそんなに難しくするんだかサッパリ判らない。

 

それらは恐らく、、この場合は郵政省だが色々と施策、試作を作る側はパソコンのパの字も知らない閣僚が決定しているんだろう、、現に窓口で直接我々と接する人達でもちゃんと認識していないようだ。デジタル化を急ぐ余り消費者の思考や便利さを全く考慮していないと突っ込まれても返答出来まい。日本の施策同様に諸外国でも同じようにしているのかと検証してみると少なくてもアメリカやオーストラリアじゃそんな事は一切ない。相変わらず添付される住所や宛名は手書きでもOKだし内容表記だって「お煎餅=rice cookie」だけでOK、しかも総重量だって箱を含む全体の重量だけである。

 

万国共通で同じようにデジタル化を進めているなら理解出来なくもないのだがこの日本の方式はもはやシニア連中はモノを海外に送るな、と言っている気がする。こんなのは一例だがやれ銀行口座管理、Amazonを始め多くの宅配を前提とした業者、全てに置いてユーザー名、メルアド、そしてパスワードが必要になる。コイツがもうデジタルで便利になって来たなんて実感はサラサラないのだ。

 

要求されるパスワード一つをとっても昔は4桁程度で済んだのが今や8桁、それにアルファベットの大文字小文字を含め数字も入れてくれろ、、と要求が複雑になっているしセキュリティー上4桁のワンタイムパスワードを携帯電話へ送るのでそれを入力して下さいと来る。それに近年の統合事業が推進された結果かYahooと LINEが統合されたりMicrosoftが他の業種の傘下に入ったりと統合が相次ぎこれは自分が悪いのだがメルアドを変更する度にパスワードも変更されていてもう何が何だか判らないと言うのが本音である。

 

要するにメルアド一つ取ってもパソコン購入時に設定したものやらスマホ購入時に登録したメルアドに通販業者に届けてあるメルアド、それにプライベートに使っているメルアドと複数あり、それらが全部同じパスワードで統合されている訳じゃないのだ。もはやメモ用紙に書き留めて置くだけでは対処出来ないのが現状である。デジタル化の名の下に複雑怪奇で実に住み難い社会に向かって真っしぐら、、が率直な意見である。