舞台がシアトルってのと本格的犯罪捜査モノと書かれていたので録画して置いた。シーズン3を一挙配信とあったのでこりゃひょっとして”The Killing ”として以前放送されたデンマークドラマの続きなんだろうか?シーズン1と2は大分以前に見ているがなかなか主役の女性刑事に個性があって見応えがあったのだが、、。

 

 

シーズン3の主役はサラ・リンデン(ミレイユ・イーノス)と言う女性刑事と相棒がホールダー刑事、リンデンは刑事を辞めていたのだが若い女性の死体発見で元の上司に呼び出され再度、担当刑事として復職する。

 

確かに舞台はシアトルなんだがオレの記憶にある雰囲気は全くないのだ、、雨が多いのは変わらないがダウンタウンの荒れ果てた地域、通りのあちこちでは麻薬取引があってポン引きがウロウロしている。ホームレスが通りを占領していたりとその地域差には驚かされる。シアトルってのはAmazonの本社、Microsoftからスターバックスの発祥の地として有名だし航空機メーカーのボーイングも本社機構を置いていたしイメージとしては清潔で自然が多い街並みだった印象がある。確かに雨は多いのだが暖流のお陰で雪は少ないし札幌みたいな寒さにはならないのにこんなに劣悪な地域があったとは知らなんだ、。

 

作風はリアルタイムで事件が起きその関係者が各自微妙に繋がっている雰囲気である。登場人物が多くて名前を覚えるだけで大忙しだが何回も画面に登場して来るのが刑務所で死刑を言い渡された”犯人”の姿である。冒頭では2週間後に刑の執行を言い渡されるのだがどうやらこの犯人は冤罪らしい、、その真相を暴く為に6年前の事件を再調査すると言い出すのがホールダー刑事でどうも最初に逮捕した時にリンデン刑事が相棒だったようだ。

 

そんな冒頭だがある日、若い女性の死体が発見されその死因が過去に起きた殺人事件と共通している点が気になって女性の失踪者をリストアップしていくと更に女性から指輪が抜き取られしかもその指が骨折している事が判るのだ。これは連続殺人では、、っと捜査陣に緊張が走りホールダーとリンデン両刑事は他の事件も検証する事を約束する。

 

シーズンは夫々10話から成り立っているようで気が付いたら一気に6話まで進んでいた。どうも残りは来週放映されるらしいが途中でやめらるとイライラ感が募る。そんな欲求不満にならないようにするには全部収録してから通しで見る方がCMも飛ばせるし緊張感が保てる気がする。