奥方が出掛ける前に予備として買って置いてくれた卵パック(10個)が冷蔵庫の一番上の棚から出て来た。3週間振りに帰った奥さんが冷蔵庫を覗いて「アナタこの卵、使わなかったんですか?」っと来た。完全に忘れていた訳じゃないのだが見て見ぬフリをしてたようで丸々10個入ったパックがそのままだった。その後、指摘されてああだこうだ、と揉めた訳だが「全部捨てますよ」と来た。

 

そりゃこの物価高、たかが卵と言ってワンパックをそのまま捨てるに忍びない。そりゃオレだってすき焼きに使うのはちょっと遠慮したいがゆで卵なら良いんでないか?奥さんはハナから「ワタシは食べませんからね」と言い残して美容院へ行っちまった。

 

 

 

 

 

 

 

言い出したのはオレだから此処はちゃんとやってやろうとばかり卵の下部に針で穴を開け少なめの水を深いフランパンに入れて10個のゆで卵を作った。そこではたと思い当たり「卵の賞味期限」で検索してみた。すると「消費期限」= 安全に食べられる期限、「賞味期限」= おいしさなどの品質が保たれる期限、と書いてある。如何にも日本らしい表示の仕方じゃなかろうか?安全に食べられると品質が保たれるって二つをどう解釈するんだろうか?そんな事を思いながら読み進むと、、。

 

賞味期限と言うのは生食出来る期限らしい、、そして一般的にはその賞味期限とは鶏が産んでから2〜4週間に設定されている由、即ちそれを超えた場合は生食ではなく熱を加える事によって安全に食べられるって事のようだ。って事は別に目玉焼きでも良かった訳じゃなかろうか?それに炒めるなりすれば4週間も経過してようが問題はなさそうだ。

 

このパックはスーパーで買って来たそうだが家内が手に取って買って来るまでど程度保存されていたのか不明だがうちへ来てきっかり4週間は経過した卵、結局オレは全部茹でてしまい最初の2個はマヨネーズで和えてサンドウィッチの具材としてレタスと一緒に腹に収まってしまった。別に何処も具合が悪くなってはいないので今度はラーメンに入れてやろう。

 

先程の記事には古い卵の心配事はサルモネラ菌と書かれていてもし10度以下で保存されていた場合は菌が増殖する事はないそうだ、日数で行くと産卵から57日間はそのまま食べらる。問題は卵がちょっとでも割れていたりしたケースでは気を付けるべしとなっていたので矢張りこの場合、捨てずに調理したオレに軍配が上がっている。でも残り8個全部茹でしまったのでどうしよう、、そうだ今度は茹でてからの保存期間を調べないと、、。