札幌はこの木曜日あたりから猛烈な豪雪になっている。週の初めは日中11度とかあって幹線道路の雪はスッキリ無くなり路肩に雪山が残る程度だったのだ、、それが一転、振り向けば雪、って印象で途切れ途切れだが止む事なく降り続けている。駐車場の車には30cm近く積もりもう車がすっかり「雪山」状態になっている。




 

確か天気予報士も今冬はもうそんなに積もる事はないだろう、とか言ってたが冗談じゃない、この冬どころか観測史上も例のない程の積雪量になっているに変わっている。それにしても道産子の皆さんは毎朝、車周りの雪を除雪してからじゃないと表通りにも出て行けない。それも中途半端な排雪じゃタイヤがすっぽり埋まってしまい余計身動きが取れなくなるのだ。そして翌朝になるとこれ又、同じ事をしなくてはいけない。

 

この時期のマイカー生活はとてもオレには無理である。毎朝出掛けるのに、早くに起きて小一時間かけて雪かきを済ませる、、それを毎日やるとしたらとても続くまい。札幌へ落ち着いた最初の冬はウィークリー単位でレンタカーをしていた。予報によるとそろそろ降雪が、、と言うのを聞いてじゃ明日になったら車を返そうと思って駐車場へ出て見ると夜半の降雪で車はすっぽり雪に埋まっていた。一日早く返却してれば、と悔やまれたがそうは言っても雪山から車を掘り出さないと返却が出来ない。やむ無く近所のスーパーへ出向きスコップと車から雪下ろしする道具一式を買って来た。

 

その時、一度だけ使った小型スコップと車用の雪ブラシは未だ何処かに仕舞ってあるがあの経験を毎朝するのは論外だ。現役の頃だとしても毎朝積もった雪を排雪し出勤する何て事は出来ないだろう。免許証は返納してないがマイカーの返納は正解だったと今でも信じている。確かに雪下ろしだけじゃなくても駐車場代金、ガソリン代、冬用のタイヤ、保険、税金、車検など諸々の諸経費を合算するとアタマで計算しても毎月出て行く経費は5万円は下らない。やっぱりそうなると我ら年金生活者には”ミッション・インポッシブル”である。

 

その支払いプラス、冬場の雪下ろしと来たらこりゃもうマイカーを手放して大正解だ。因みに何処へ行くにもタクシーを利用(近郊限定)するとして計算すると年間100回以上もタクシーを利用した方が車を持っているより家計には優しいらしい、、、。