もう数年前になるのだがブリスベンは確か暑かった、家内が日本へ帰っていたので自炊生活を強いられていた。一週間以上が経過し冷蔵庫がもう空状態に、、そこで週末に買い出しに行くと決め近所のスーパーへ出向いた。

 

ちゃんと必要なものは買い込みカートごとレジに並んだまでは良かったが、前にいた家族がカートに山積み、こりゃ時間が掛るかな、、と思い向こう側を見ると誰もやってないセルフレジなるものを発見、思わずそっちへ足が向いてしまった、。

 

 

まあオージーが普通に出来るんだからオレだって出来るだろう、、っで案内に従ってバーコードを機械にかざす、、最初は何処にバーコードがあるのか判らずまごついたがそれでも箱に入った商品はOK。

 

ところがリンゴやバナナとなると、、何せあっちじゃバナナ一本から買えるので商品にバーコードなんかは付いてないのだ。参ったなぁ~、、そしたら画面に”フルーツ”や”野菜”の種類が表示されてボタン一つで変換出来る事に気づいた。

 

秤になった台に乗せるとちゃんと量ってくれ金額が合算されて行く、お~、こりゃ便利じゃん、、と思いつつどんどん進むのだが二個目以降進まないのだ。丁度見回りにやって来たおねいさんに”これ作動しないんですが”と言ってみると、、”アナタねぇ~、、そこにバナナが3本乗っているでしょ?それを違う場所に退かさないと”、、と言われそりゃそうだよな、、と妙に納得。

 

愛猫エリーの缶詰を10個くらい買ったのだがそれは一個ずつバーコードを通して完成、さて支払いを、と思い現金を出したが挿入口へ突っ込んでも何の反応もしない、、じゃあカード決済にするかと今度はカードを入れるとすぐにピンっと鳴ってこれもOK、ナンだ現金を入れる場所じゃなくてカードだったんだ、。

 

でも初めての体験で手際が悪く商品は台の上に置かれたままなのでカードが精算してくれない、、そこへ又、さっきのおねいさんがやって来て”先に商品を袋に入れないと精算出来ないんですよ~”と親切に教えてくれる。

 

そこで持参したビニール袋を出して詰めて行くのだが慌てたせいか(カードを入れて直ぐに暗証番号を入れないと全部パーになる仕掛けとか、)そりゃ焦るよ、そしたら玉ねぎとリンゴがコロコロと飛び出して床を転がって行く、、、おまけに玉子のパックが台から墜落、、幸い壊れなかったが、、、もう床を這いずり回って買った商品の追跡劇だ、。もう自分で書くのも情けないがこりゃコメディ映画の一場面じゃなかろうか? 先のおねいさんが折角レジを通したものを保留にしてくれやっと全部の支払いを終えた、。

 

出口に向かうとオレの前をさっき商品を山積みしてレジの前に居たおばちゃんと家族が笑いながら出ていく(別にこのオリエンタル爺さんを笑った訳じゃない)。これがトホホなセルフレジ初体験となりました。以降このスーパーには一度も出入りしてない事は書くまでもない。