ドンコイ通りバーチャル散策~フランス統治時代の名残を感じよう!~ | グッチのサイゴンせいかつ(旧:グッチのしゃんはいCook)

グッチのサイゴンせいかつ(旧:グッチのしゃんはいCook)

2013年5月からサイゴン(ホーチミン)で生活しています。 グルメ情報、生活情報を中心に日々のあれこれを綴っています。2016年から愛知県在住。



“東洋のパリ”とも称されるサイゴン。

街には、フランス統治時代の名残を残す西洋風の建物と近代的な高層ビルが混在。洪水のように走るバイクも独特の景観を作り出しています。


そんなサイゴンの目抜き通りであるドンコイ(Dong Khoi)通り


通称“ベトナムのシャンゼリゼ通り”


約1kmの短い通りですが、高級ホテルやブティック、ベトナム雑貨のお店が立ち並び、数多くの旅行者が訪れる人気スポットとなっています。

また、ドンコイ通りにはフランスを感じさせるスポットがたくさん。
今日は、通りの端から端まで歩いて見てみましょう!



▼ルート&立ち寄りポイント▼

マジェスティックホテルグランドホテル
カティナサイゴンホテルカティナカフェ
市民劇場       コンチネンタルホテル
人民委員会庁舎    サイゴン大聖堂
中央郵便局

それでは、のマジェスティックホテルからスタート!

マジェスティックホテル

1925年創業のサイゴン川のほとりに建つ白亜のホテル。
フランスの元大統領や女優のカトリーヌ・ドヌーヴ、
秋篠宮様や芥川賞作家の開高健など各国の著名人が宿泊。

グランドホテル
1930年創業のコロニアルスタイルのホテル。
前身は、1928年にフランス人編集者が開いたドリンクショップ。



(ともに写真左上の看板に注目)

カティナサイゴンホテル
カティナカフェ
仏領時代、ドンコイ通りは「カティナ通り」と呼ばれていたのだそう。
ホテルとカフェの名前にその名残を見ることができます。

市民劇場

1898年に建てられたバロック様式のオペラハウス。
現在の姿は当時のオペラハウスを復元したもの。
南ベトナム時代は国会議事堂として使用されたのだそう。
普段は中に入れませんが、週末の夜などに各種公演が開催されています。

コンチネンタルホテル
1880年創業のコロニアル建築のホテル。
カトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画「インドシナ」の舞台。


コンチネンタルホテルを見た後は、レロイ通りを左に曲がり、グエンフエ通りを右に曲がって、人民委員会庁舎を見学しましょう。


人民委員会庁舎

1908年建造。
当時は市庁舎として、現在は人民委員会本部として使われています。

ホーチミン像の前は、絶好の写真撮影スポット!

再びドンコイ通りに戻り、リートゥチョン(Ly Tu Trong)通りを過ぎると、正面に赤レンガ造りのサイゴン大聖堂が見えてきます。


サイゴン大聖堂
19世紀末(1863年頃)に建造されたネオ・ゴシック建築の教会。
空に向かってまっすぐ伸びる2つの尖塔が目を引きます。
赤レンガなどの材料は、すべてフランスから運ばれたのだそう。



サイゴン大聖堂の右側を歩き、中央郵便局を見学したら終了です~
郵便局前の通りの名前がコンサーパリス(Cong xa Paris)!


中央郵便局

1886年から1891年にかけて建てられた旧インドシナの郵便・電信施設。
モデルはパリのオルセー美術館で、設計はエッフェル塔を手がけたことで知られるギュスターヴ・エッフェル(Gustave Eiffel)によるもの。


クラシックな内装とアーチ型の天井がヨーロッパの古い駅舎のよう。
旅の記念に、ここから日本へポストカードを出してみるのもいいですね。
→ポストカードを出す方法はこちら



ドンコイ通りに残るフランス統治時代の面影の数々。

サイゴンを訪れたら、ぜひご自身の肌で感じてみてください。





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