上海の街を歩いていると、
時折、爽やかで甘い香りが漂ってくることがあります。
その香りの正体は、白蘭花(バイランホァ)。
おばあちゃんが道脇に座り、
白蘭花でアクセサリーを作っているのです。

上海で時折見かける光景
白蘭花は、中国南部で栽培されるモクレン科の常緑高木。
白い花を咲かせ、ジャスミンや百合のような清らかな香りを放ちます。

白蘭花のアクセサリー
この白蘭花の蕾を使い、
針金を通してアクセサリーにします。
これを洋服やカバンにぶら下げる、
というのが中国風香りの楽しみ方。

「香りは一日持続するよ。夕方になると花が黒くなってくるからね」

ストラップタイプが2元/個、ブレスレットタイプが5元/個

清らかないい香り♪
早速パーカーのひもに、
白蘭花アクセサリーをつけてみました。
夕方になると、おばあちゃんの言うとおり
花びらがだんだんと黒ずんできて、、、、、
一日限定の儚い香り「白蘭花」。
贅沢な天然香水を身にまとってみると、
爽やかな香りで暑さも少しやわらいだ感じがしました。

★南京西路にて。
