華北で最大の道教寺院、
東岳大帝が祀られている「東岳廟(ドンユエミャオ)」。
「東岳」とは道教の聖地である※五岳のうちの一つ、
山東省にある泰山のことだそうです。

※五岳メモ

東岳・・・泰山(山東省)
西岳・・・華山(陝西省)
中岳・・・嵩山(河南省)
南岳・・・衡山(湖南省)
北岳・・・恒山(山西省)
1323年(元代)道教の一派「五斗米道」の開祖・張陵の、
第38代目にあたる子孫・張留孫により建立。
当時北京に道教寺院がなかったため、張留孫が出資して建てました。

入口
現存する建物は清代に改築されたもの。
1998年から北京民俗博物館として一般開放されました。
七十六司
冥界に行くための審判をする場所。
各部屋には、官吏と裁きを受ける民衆の人形があります。
それぞれ部屋の様子が違うので、いろいろのぞいてみました。

琉璃牌坊
1607年(明代)に建立。
現在は道路工事により分断され、通り(朝陽大街)の向かい側にあります。
東岳廟
http://www.dongyuetemple.com/ (東岳廟)
http://www.bjms.org.cn/ (北京民俗博物館)
朝陽区朝外大街141号
※地下鉄2号線「朝陽門駅」から東へ徒歩8分
電話:(010)65510151、65514148
開放時間:8:30~16:30(月曜休み)
入場料:10元(学生5元)
