地下鉄で龍陽路駅まで行って、そのあとバスに乗り換え。
駅にある永和大王でのひとり朝食を楽しみに家を早く出る。
途中で、そういえばKFCもあったことを思い出し、
この日はKFCの朝食にチャレンジ。
お粥とか油条(揚げパン)と悩んだけど、
ソーセージエッグマフィンみたいなやつを注文。
(マフィンじゃなくて普通のバンズだったけど)
日本でも、朝マックメニューが食べたいと思いつつも、
そのためにわざわざ早く起きられずなかなか食べれない私。

コーヒーもついて12.5元
ここのバスターミナルは、いろんな方面行きのバスが止まっている。
出発までしばし座って待つことに。
すると、飲み物やら新聞やら哈密瓜を売る人がバスの中に入ってきた。
人のいるところに商売、中国ではなんでも商売になる。

ひとりひとりに呼びかけてくる

このおじさんはドリンクを購入
私はKFCで飲んだコーヒーが余ったので持ち帰り、
バスに乗っている間に飲み干した。
ゴミ箱がないのでとりあえずカップをかばんの中に。
今日の待ち合わせは、以前の小さな商店 。
周りに目印となるものがないので・・・。

小さな商店
「こんにちは。また来ました。」
あの父子は私のことをすぐに分かり、
「座っていきなさい」と声をかけてくれた。
また隣には初めてお目にかかる男性が座っていた。
どうやら父親の同郷(福建省)の友達らしい。
私が空のKFCのカップを持っていると、彼はそれが欲しいと言った。
「どうしてですか?」
「今度、コーヒー店を開こうと思ってるんだ。宅配で届けるのさ。
働いている人は朝も昼もコーヒー飲むだろ?
でも普通に売っているコーヒーは15元前後する。
でも俺はそれを3元で提供しようと思ってるんだ。
もちろん味、濃度は一緒でね。
だから宅配用のコーヒーカップを研究しているんだ。
こんなふうにフタがついてたらこぼれないし便利だね。」
その後、同僚が来るまで10分ほどおしゃべりをしたが、
彼は熱く語り続けてくれた。
彼の研究熱心なところには頭が下がるばかりだった。
ウン、良い話を聞かせてもらった。
