ディズニーや日本アニメを大胆にパクッていたことで国際的な非難を浴びた、北京・石景山遊楽園。
その反省(!?)を生かしてか、2007年10月18日安徽省蕪湖市に「アジア最大のハイテクテーマパーク」と銘打った「方特歓楽世界」がオープンした。蕪湖市は、映画「夜の上海」で本木雅弘と共演した中国の女優・ヴィッキー・チャオ(中国名 Zhao Wei)の生まれ故郷でもある。
同園は深セン華強グループが15億元(約240億円)を投じて建設した巨大テーマパーク。蕪湖華強旅游城の一部であり、商業施設や海洋公園などが隣接している。
124万平方メートルの広大な敷地に科学、神話や伝説、歴史などをモチーフにしたさまざまなアトラクションが立ち並び、年間300万人以上の集客を見込んでいる。
キャッチコピーは”中国人独自の設計とアイデアによるテーマパーク”で、
海外の知的所有権を侵害していないことがウリ。
ただし、どこかで見たようなキャラや建造物が並び、「中国版ディズニーランド」と紹介されることが多い。
知的所有権を侵害しない(=パクらない)なんて当たり前のことでしょうに・・・。
パクリなしの独自ブランドを築きあげるまでには、まだまだ厳しい長い道のりがありそうです・・・。