リョータがピッチへ | 豊洲で働くビジネスマンのアメブロ

リョータがピッチへ

今日は、川崎F対湘南戦をdazn観戦。

結果は、1-1の引き分けだった。


ミッドウィークと言うこともあり、ターンオーバーで前節からスタメン7人を変えて臨んだゲームだったが、こんな感じのスタメンも悪くないよね、という感じだった。


先制したのは川崎Fで、山田新からのアシストをマルシーニヨが決める。この試合、山田新が前線で身体を張り、プレスバックで守備も怠らずと、自分の武器と気持ちが1番見えるプレイをしていた。技術よりも気持ちが前面に出て、何人に囲まれても蹴散らしていくようなプレイは、苦しい時期のチームにあって、期待感を抱かせる。その結果として、前節のゴールだったり、今節のアシストが生まれてるんだろう。その後、湘南が1点を返し、同点に追いつかれてしまうが…。


そして、このゲームのハイライトは、約1年ぶりに大島僚太がピッチ立ったことだろう。とにかく怪我に泣かされながら、ここ数年は稼働が悪いのだが、ピッチに立つと、かつての圧倒的な存在感はないもののプレイに魅入ってしまう稀有な存在だ。


残り10分ほどで、小林悠と大島僚太がピッチに投入されるのだが、ゲームのリズムがガラッと変わるほどのインパクトがあった。大島のパスやプレイには、本当に無駄がない。ダイレクトかワンタッチでボールを捌いて、そのパスが的確なので、相手陣内や相手の嫌な場所をどんどんついていく。なので、チーム全体としてリズムが出る。スペシャルなプレイではないが、ボールを受けれる位置に常に顔を出し、ボールが来たら的確なところへボールを出していく。トラップも止まるので相手も飛び込めない(ひとつだけ、背後から迫られてボールロストしたシーンはあったが)。


今日の大島をどう見るかだが、何とか怪我なく稼働してくれれば、いまのチームレベルを数段持ち上げてくれる気がする。


まあ、何はともあれ、リョータがピッチに帰ってきたことが、何よりの収穫だった。