顧客基盤を持つ強み | 豊洲で働くビジネスマンのアメブロ

顧客基盤を持つ強み

今日も、とあるスタートアップ企業の方とお会いした。詳細は割愛するが、簡単に言うとサービスの売込みで大手企業に対しても営業をかけているのだが、ネームバリューやブランドがないため、なかなか受注に繋がらないらしい。


幸い、私が勤める会社は60年程度の歴史があり、大手を含めて、対面営業を是としていることもあり、顧客基盤がしっかりしている。


当たり前だが、顧客基盤は一朝一夕で作れるものではない。取り扱っている商品への信頼やサポートはもちろんだが、先輩達の弛まない努力で関係性を維持拡大してきた歴史が顧客基盤を揺るぎないものにしているのである。


ところが、この顧客基盤も、昨今の人手不足や効率化の波などによって、だんだんと弱ってきている感じもする。人手が不足すると、どのゾーンを厚くカバーするのかと言う議論になるし、薄くなるゾーンも出てくる。なおかつ、どこの会社もそうだが、30-40代と言う1番働き盛りの年代が薄いので、超ベテランか若手と言う両極端な世代で顧客カバーをするので、ノウハウも引き継がれにくい。


それでも、先輩達が築き上げてきた顧客基盤は強みでもあるので、きちんと維持拡大していきたいと思う、今日この頃である。