スター育成か仕組み化か
新年度の期初プランをねりねりしている。
どつやって売上上げていこうか、そのためにどんな施策を打とうか、そして、その実行に際して人材をどう育てていこうか、みたいなところである。
少し前までは、プロ意識や目標達成意識が高い人材をいかに獲得し、いかに育てるかが主流だった気がするが、最近はちょっと違うんじゃないかと思い出している。
と言うのも、全体として人口減は避けられず、人材流動性も高まっていく。人口が減っていくということは、優秀な人材も減っていくということである。そんな中で、売上を上げ続けるには、如何に属人的な要素を排除していくかがキーになる。
つまり、スターを育成して売上を確保するのではなく、仕組みを作って売上を確保する必要がある、と言うことである。
そう言う意味では、スポーツですら仕組み化が進んでいる。例えば、プレミアリーグのマンチェスターシティも一見するとスター軍団に見えるが、どちらかと言えばペップの仕組み化が、あのチームを常勝軍団に仕立てている。
最近で言えば、いまやJ1首位の町田ゼルビアも黒田監督の仕組み化の上に成り立っている。
まあ、スポーツに関しては、個人的にはエンターテイメントとして楽しみたいので、スターを求めたいが、ビジネスにおいては仕組み化がますます大事になるのだろう。