遠藤保仁が監督になる時 | 豊洲で働くビジネスマンのアメブロ

遠藤保仁が監督になる時

daznで、[遠藤保仁引退特番〜走り続けた26年の記録〜]と言う特番を観た。


遠藤保仁の現役生活を振り返りながら、一部松井大輔とのトークが挟んであると言う内容である。


この松井大輔とのトークの中で、自身が描くサッカー像や監督像について、コメントしているところがかなり興味深かった。


遠藤、松井ともに現代のサッカーをフィジカル寄りになり過ぎていて、テクニカルな要素がないと感じているようだ。これ、実はトッティと中田英寿のトークの中でも出てきた内容である。


その上で、遠藤はテクニック系で10番が輝くサッカーをしたいと思っていて、なんならテクニック系を10人並べて、5節で監督をクビになっても良いとコメントしている。


サッカー界も大きな流れがあるので、いまフィジカルに振れている針が、またいつかテクニックの方に振れることもあるだろうと言いつつ、面白い選手を育てて、印象に残る監督になりたいと遠藤は言う。


遠藤、中田と歴代の日本代表レジェンドが渇望するテクニック系への回帰。


その急先鋒で、いまなおカテゴリー関係なく現場で戦っているのが、風間八宏なんだろうなー、と個人的には思っている。