町田対東京Vに思うこと | 豊洲で働くビジネスマンのアメブロ

町田対東京Vに思うこと

昨晩、J2の1位/2位対決となる町田対東京Vをdazn観戦した。結果は、2-2ドローである。


町田からすると勝点差を縮められずに課題出しができたゲームに、東京Vからすると勝点の上でも、ゲームの流れの上でも、何とか勝ちたかったゲームに見えた。



このゲーム後、東京Vの城福監督が発したコメントが、かなり痛烈だった。



ある程度の時間の使い方もプロフェッショナルとしては当たり前だと思うが、長くこの世界にいる城福監督が、こんなコメントすると言うのは、相当腹に据えかねたのと、そんな相手に勝ち切れなかった悔しさもあるのだろうと思う。


ちなみに、私も町田ゼルビアのサッカーが好きかと問われたら、答えは否である。


ただ、現有戦力でJ2優勝するためには、かなり合理的な戦い方だと思うし、それで結果も出ているので、評価はしている。勝利至上主義は、プロの世界では認められるべき長所だ。


それでも、昨日の後半を見る限り、町田のこの戦い方は、今後苦しくなってくるような雰囲気もしていた。60分を過ぎて足が止まってくると、流石に守備体形も崩れて、防戦一方になる。セカンドも東京Vに拾われ出して、いよいよきつい展開になっていた。特に右サイドは、何度も破られていて、結果として2点目を取られている。1点目も、東京Vの右SBをケアできていないことから失点に繋がっている。


そう言う意味では、勝利至上主義に見える町田の戦い方に対して、ある意味、その攻略法を見せた東京Vの戦い方だった。東京Vが悔やむべきは、相手の戦い方よりも、立ち上がりの1失点目のように思う。


次節以降、町田がどんな修正を見せるのか、楽しみである。