ここ最近の我が家の話です。
先月、一人暮らしの義父の
最愛の猫が事故で亡くなってしまって。
そりゃもう、誰かに話せないほど
かなりのショックだったらしいんです。
この猫ちゃん🐈は、
義母が亡くなって
すぐに飼い始めた猫だったので
義父の心の拠り所だったんですよね。
義母が猫嫌いだったから
生前は飼えなかったんです。
でも、ひょんなことから
子猫を飼うことになり
とっても嬉しそうでした。
80過ぎているのに
大工の棟梁だった義父は
ずっと現役で大工仕事を請け負っていて
（スゴイよね！83よw）
疲れて帰ってくると猫ちゃんが待っている。
この存在が日々の励みになっていて
義父の家に訪ねると
いつも嬉しそうに
猫ちゃんの話をしてくれました。
その猫ちゃんは
女の子なんだけどとても活発で
もともと野良猫で外で生まれたせいか
ちょっとした隙に
外に出てしまう猫ちゃんでした。
飼い始めて３年半。
心配していたことが
起こってしまいました。
裏の大通りで
車に跳ねられてしまったんです。。
跳ねてしまった運転手のおばさんが
とても良い人で
お巡りさんに連絡して
一緒にご近所の家に聞き回ったのだとか。
それで義父の猫だとわかり
連れて帰ってくることができたのだそう。
おばさんは土下座して謝ったそうです。
でも、出してしまったこちらが悪い。
何とも言えない気持ちですね。。
横たわる猫ちゃんを抱き抱えた時には
耳から血が出ていたけど
まだ温かかったそうで、、泣。
庭に埋葬したんだそうです。
すごく泣いたんだろうな。。。
『おじいちゃんと猫』という
映画を一人で観に行ったほど
愛猫家になった義父ですから
相当惚れ込んでいたことは間違いない。
心の支えになっていたモコ（猫ちゃん）。
突然の早すぎるお別れ。
義母が亡くなって３年半が経ち
また最愛のものを亡くすとは。
一人暮らしの義父にとって
こたえます、、、。
夫が訪ねた時には
いつもと違って覇気がなく
モコの亡くなった話を
うるうるしながら話していたそう。
このまま寝込んで
具合悪くなるんじゃないかと
とても心配でした。
ただ、救いなのは
仕事があったこと。
80過ぎには見えない
筋力と体力のある義父。
仕事で誤魔化しているのです。
その結果、無理がたたり
前に落ちて打ったところに痛みが出て
とうとう病院に行ったそう。
そんな中。
1ヶ月ぶりに夫が訪ねたら
猫の話になって、
やはり沈んでいたそうなんですが
ふと「また猫、飼う？？」
って義父に聞いてみたら
まるで子供のように
「うん✨✨✨」って答えたそうで。
それを見て夫は
うるうるしてしまったと。(T ^ T)
モコが亡くなってすぐ
次の猫を受け入れたらいいのではと
夫と話していたのですが
いや、まだ早いんじゃないか？とか
自分の年齢を考えて
もう飼わない方がいいと
思ってるんじゃないか？とか、
どうしたものかと考えあぐね。。
でも、そんな心配は無用でした。
よっぽど寂しかったから
欲しかったんだね。
愛する存在を。。。
そして明日、
新しい子猫ちゃん（保護猫です）
を迎え入れる予定です。
もうすでに
心待ちにしている様子♡
愛するものが
目の前にあるということは
それだけで
生きる原動力になる✨
すごいエネルギーになる✨
再び活力を取り戻した義父を
目の当たりにして
そう思いました。
愛するもの。
それは何だっていい。
パートナーだったり
子供や家族だったり
動物だったり
植物だったり
趣味のもの、たとえば
好きなアイドルだったり
踊りだったり
歌だったり演奏することだったり
絵だったり書物だったり
仕事でも
なんでも！
自分の愛を注げるもの。
想いをかけられるもの。
それだけで
元気になるし嬉しいし
あったかくなる✨
これは頭で考えるんじゃなく
心＝ハートの感覚。
人にとって
大事なことなんですね。
あなたの愛するものって何ですか？
それが在るだけで
生きる原動力になり
活力になる。
あらためてそう思うのでした。
今日の夕焼けと まる🐶
わたしは今、これかな。笑
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