しくじり先生の高橋ジョージからインナーチャイルドを思う

こんにちは。飯山由美です。

テレビ朝日系「しくじり先生」
観たことがあるでしょうか？

私は毎回ではないのだけど
たまに観ると、出演者の半生を垣間見るようで
いつも深いなぁ～と感心しています。

昨日は高橋ジョージが出ていました。

生い立ちにも触れていてかなり深かった！

今日はそのお話です☆

高橋ジョージのことは
女性として三船美佳サイドで見てしまっていたので
若干、軽蔑していたところがありました。

でも、昨日の放送を観て
変わった人も多いんじゃないかな。
私も含め

こういうことになって自分を振り返り
初めて大事なことに気づく ――。

まぁ、人生ってそういうものだと思うのですが。

深く自分を分析し、
なぜこんなことになったのか

高橋ジョージは
奥さんと娘さんに突然出て行かれてから
苦しみ抜いてその原因を知ったようです。

○ しつこい性格である
○ 奥さんを理解していなかった
○ ロードの歌詞の意味をわかっていなかった

この３つを踏まえ話が展開されましたが
まず自分の性格に問題がある、と自身で気づいたようです。

しつこい性格、嫉妬や復讐心を根本的に持っている

それはつまり、生い立ちにある
とハッキリ言っていました。

中学１年の時に両親が離婚し
その当時では珍しい「父子家庭」で育ち、
母親の愛情を失ったことからの嫉妬心。

翌年中学２年の時に「放火犯にされた」
という、心に深い傷を負ったこと。

真犯人が捕まっても
「疑われても仕方がない」と、
さらなる追い討ちが待ち受けていた。

孤独となった高橋ジョージは
自殺しようと線路に横たわるが
レールから伝わってくる列車の音に
ハッと目が覚め、生きようと決意する。

そこからは見返してやる！と復讐の鬼となったそう。
なのであり得ないしつこさでデビューを果たすわけです。

まぁ、それも糧としてアリですけれど。

本人も性格の原因として

生い立ちの中で心が形成され、
それがベースとなり大人になるということを理解されています。

そういうことが社会に出てから
仕事や人間関係や
パートナーシップに現れてしまう！

とてもいい見本（失礼ですが）ですね。

大きなことが起こって初めて
そこに気づくわけですね。

奇しくも、自分の母親にされたことを
美佳さんからもされてしまったという・・・。

しかも、バツ２だったとは！
繰り返してしまったわけですよ。

気づかなかったから。

もし自分の中の奥底にある
「癒されていない心」を癒していたら

しつこい自己中にもならなかっただろうし
奥さんのことを理解し
うまくいっていたかもしれません。

でも、こういう結果にはなったけれど
やっとインナーチャイルドの傷が解放され
癒されたのではないでしょうか。

それも公の場にさらけ出せたことで
かなりの変容が起こったはず。

「ロード」はそんな性格と
見返してやる！という復讐心をバネにしてヒットしたわけですが

「何でもないようなことが幸せだったと思う」
という歌詞の意味が今ようやくわかった、
と。。。最後は歌って閉じました。

ずっと言って（歌って）いると
本当にその通りになるのだなぁと

言霊のスゴさにも絶句。！Σ（￣□￣;）

俯瞰して見て悟ったような
高橋ジョージの話には魂が込められているようで泣けました。

しくじり先生ってスゴいな。
製作者の作り方が素晴らしいのもあるね。

ここから人生を学べるんじゃないかと思う。
本当の話、経験からのことだからね。