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プリンシペ・オリエンタルのブログ

誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

 

5日前の火曜日、

東京へ行った。

 

この日は、

月イチ恒例の髪切りと育毛、脱毛の予約を入れていた。

 

 

 

無事に目的は果たせた。

 

美容師の友人の店を出たのは15時過ぎだった。

 

その後に向かった先は池袋である。

 

翌日は都内で舞台鑑賞の予定が入っていたため、

泊まりの旅程にしていたのだ。

 

 

 

池袋駅から歩くこと数分。

 

この日の宿は、

こちらの「Tabistホテルフロリダ 池袋」だった。

 

5月以来の宿泊である。

 

選択の唯一の理由は安さ。

 

Yahoo!トラベルから予約した禁煙ダブルの部屋は、

1名利用で1泊4,195円だった。

 

クレジットカード決済済みである。

 

フロントスタッフは中華系の男性だった。

 

携帯電話番号を聞かれただけで、

チェックイン手続きは完了。

 

部屋の鍵と共に、

無料サービスだとのことで、

ミネラルウォーターのボトルを1本渡された。

 

 

 

山積みされた浴衣とハンドタオルを棚から手にした後、エレベーターで6階に上がった。

 

マンションのような外廊下の隅の部屋だ。

 

客室内に入る。

 

元ラブホだけあり、

浴室の洗い場はかなり広い。

 

洗面脇には紙コップが2つと、

使わないけれどアメニティグッズの数々。

 

窓側から見た室内。

 

今の東京でこの宿泊料金としては、

何一つ文句はない。

 

 

 

時刻は16時過ぎ。

 

この夜に予定は何もなかった。

 

誰かに声をかけてどこかで呑む、

という選択肢はあったのだが、

独りで過ごしたい気分だった。

 

 

 

池袋。

 

呑むなら店は数えきれないほどあるものの、

なんとなく行きたくなった店は大久保だった。

 

山手線で新大久保駅まで3駅。

 

下車後、大久保駅方面へ歩いた。

 

この辺りは駅も街も、

相変わらず大混雑だった。

 

 

 

入った店は、こちらの「蔵」。

 

以前にも何度も訪れている。

 

どこにでもありそうな店ではあるが、

独りでも落ち着ける雰囲気と安さが魅力だ。

 

カウンターの席で瓶ビールから始めた。

 

部屋呑みの定番でもあるが、

ここでも枝豆。

 

冷やしトマトも口にする。

 

机上のメニュー表。

 

こちらが裏。

 

馬刺し2点盛り(赤身・ヒレ)と、

焼き物はぼんじり、しそ肉巻き、豚バラ。

 

ビールの後の酒は、

山口県萩市の東洋美人。

 

そして、角ハイボールへ。

 

 

 

隣りにはサラリーマン風の男性2名が先客としていた。

 

20代の若手社員に悩みがあるらしく、

それを上司が聞く、という状況であることはすぐに察した。

 

聞きたくなくても、聞こえてくる。

 

しかし、会話占有率の99%は上司。

 

上司は若手社員の話に傾聴するより、

ひたすら「演説」で自己陶酔しているかのようだった。

 

若手社員がかわいそうに思われた。

 

黙って上司の話を聞くしかないが、

視界に入る手足の微妙な動きが「つらい!」というサインだとわかる。

 

事実、上司がトイレに席を立った際には、

呑めなかったグラスの酒を呑み、

皿に盛られた料理をむさぼり食べていた。

 

 

 

自分も長く、いかにも、なサラリーマン生活を経験している。

 

上司とも部下とも、

いろいろと関りはもった。

 

上司は満足、

部下は問題解決に至らず、

の典型例。

 

 

 

やがて、二人が席を立つ。

 

上司はおそらく、

自分が延々と話したことで部下のやる気が復活したと思っているはずだ。

 

部下はおそらく、

上司はまったく自分の思いをわかってくれていないと失望しているはずだ。

 

 

 

上司が会計のためにレジに行った。

 

部下も席を立った。

 

 

 

「上司はよく話すね。聞いているだけで大変だね。いろいろあるだろうけど、がんばって」

 

喉まで出かかる言葉は飲み込んだ。

 

しょせん、自分は他人である。

 

会計を終えて気分良さげな上司と、

うつむきがちの部下の二人は、

店を出て行った。

 

 

 

肴の最後はちくわ磯辺揚げ。

 

角ハイボールは4杯も呑んだらしい。

 

会計時に手にしたレシートで知った。

 

今回も呑み過ぎ?

 

しかし、満足して店を出た。

 

ごちそうさまでした。

 

最近ではもっぱら部屋呑みが多く、

外で呑むのは嬉しさを感じる。

 

 

 

少し間を空けて、

別の店にも入った。

 

こちらも、

以前訪れたことがある「大衆らーめん酒場 桔梗(ききょう)」。

 

店内はかなり混んでいた。

 

長いカウンターの、

もっとも入口に近い席に座った。

 

 

 

瓶ビールを注文したはずだったが、生ビール。

 

おつまみセット(小)。

 

焼餃子は190円と激安。

 

角ハイボールと浅漬け。

 

何杯目かの角ハイボールと、

牛たんつくねチーズ串。

 

メニュー豊富。

 

いつしか客もいなくなった。

 

肴のラストはハムカツで〆た。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

池袋のホテルに戻ったのは、まもなく零時になろうかという頃だった。

 

部屋では、

帰り途中のコンビニで買った酒やつまみを口にしたことはいうまでもない。

 

そしてまた、

途中で寝落ちしてしまったのもいつものことであった。