3日前の火曜日、エバー航空198便で台湾桃園国際空港から成田に帰ってきた。
預ける荷物はなく、事前にウェブからチェックイン済みだった。
出国の流れもスムーズで、空港到着から15分ほどで自由の身になれた。
免税品店を覗いて少しだけ土産を買った後、こちらのエバー航空のラウンジ「The Infinity」に入室した。
朝の時間帯で混雑していたが、スタッフが空席へと案内してくれた。
朝食をいただくことにする。
ビュッフェコーナーから野菜サラダとコーヒーを取った。
画像左の丸いプラスチック製の容器は、チェックアウト時にホテルで渡された朝食だ。
ホテルの朝食開始時間より前に出発する客に渡している物らしい。
もったいないので、ひそかにこれもつまんだ。
その後には台湾料理やお粥などを少しずつ味わった。
スイーツ、お茶、コーヒー。
ビールやワインも用意されていたが、呑む気になれなかった。
前夜までさんざん呑んだからか、
あるいは、
旅が終わってしまう感傷からか。(それはない)
搭乗開始は8時30分とのことだったが、少し早めにラウンジを出てゲートへ行った。
バスでの移動らしく、すでに停車していたバスに乗り込んだ。
搭乗機はこちらのボーイング787-10型機。
タラップを上って搭乗。
ロイヤルローレルクラスのキャビン。
1月と3月にも搭乗し、このブログでもさんざん褒めたので、今回は詳細省略。
以下、記録程度に記す。
自分の座席は5K。
すぐにCAさんが挨拶に現れ、おしぼりも渡された。
ウェルカムドリンクは台湾産フレッシュパイナップルジュースにした。
あれ、スパークリングワイン(シャンパン)ではないのか、自分?
定刻の出発時刻9時ちょうどに扉が閉まり、出発する。
飛行時間は2時間56分との機内アナウンスがあった。
9時27分に離陸。
台湾に別れを告げる。
ワインはボルドー。
前菜。
パンは2ついただく。
事前に予約していたメインは豚バラ肉の煮込み。
完食にはほど遠かった。
ワインも、この1杯だけでもう充分だった。
フルーツ、コーヒー、アイスクリームで終える。
鑑賞した映画は、こちら。
自分としては珍しく洋画だ。
想像どおりのストーリー展開で、安心して見ていられた。
やがて成田が近づいてきた。
茨城県上空を旋回して、北からのアプローチ。
13時16分、A滑走路に着陸した。
飛行時間は2時間49分だった。
13時20分、第1ターミナル南ウィング35番ゲートに到着。
13時23分、降機。
比喩ではなく、ターミナル内に客は誰一人としていない。
怖いくらいに静かだった。
急ぐ必要はないものの、早歩きで進む。
入国審査、税関もスルーに近い状況だった。
到着ロビーに出て時計を見れば、13時29分。
ゲート到着から9分、
降機からは、わずか6分。
自慢にはならないし、讃えてくれる人もいないが、自己最速記録かもしれない。
台湾ではずっと傘いらずの天気だったが、成田空港周辺は雨だった。
関東地方は梅雨入りしたらしいと、旅先でスマホを眺めて知った。
少しだけ夏を先取りしたかのような旅は、終わった。