ファイターズ鎌ケ谷スタジアムでプロ野球観戦 | プリンシペ・オリエンタルのブログ

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誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

水曜日のきょう、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムに行った。


プロ野球2軍イースタンリーグの北海道日本ハムファイターズvs読売ジャイアンツ戦を観戦するためだった。




思いついたのは昨夕のこと。


亡き父親の影響で、自分も40年近い日本ハムファイターズファンである。


せっかく千葉県に住んでいるのだから、一度くらい行ってみようかと思ったのである。


チケットは公式サイトから予約決済しておいた。




東武アーバンパークライン(野田線)の鎌ケ谷駅で下車すれば、構内でさっそく発見。


駅前からバスに乗る。


運賃は現金のみで200円を降車時に係員に支払うシステムだった。


バスは超満員になったが10分たらずで到着。


かなり前に陶器市で訪れたことはあるが、ここでの野球観戦は初めてだ。


2軍戦の観戦も人生初である。


平日13時開始の試合だが、観客はそれなりにいた。


試合開始前、飲食物を売る売店前には長い列ができていた。


購入した座席はバックネット裏で、前から5列目の指定席ながら1,800円と安かった。


ビール片手に思い出の自撮り。


こんな小さなカルツォーネでも500円!


選手たちとの距離が近い。




そして、試合開始。


日本ハムファイターズのファンの方ならわかっていただけると思うが、


1番 松本剛

2番 マルティネス

3番 水谷


は、1軍の公式戦かと思う並びである。




すぐに、来てよかったと実感した。


静まりかえった中、さまざまな声や音が響きわたった。


投球と同時に発する投手の唸り声。


キャッチャーミットにボールが収まる快音。


審判のコール。


ついでながら、審判が3人しかいないことも初めて知った。




両軍ベンチから選手たちの声も聞こえてくる。


「まず1点!」

「ナイスボール!」




これが野球だな、と思った。


自分は小学生のときと大学サークルで野球をやっていたが、プロには失礼ながらそんな時代を思い出した。


ハイボール。




鳴り物の騒がしさや、応援団で一体となったような狂乱とは無縁の空間。


一球ごとに静寂、拍手、ため息、控え気味な歓声が繰り返される。


それが自分にはとても心地よかったのだ。




最近野球観戦に行く気がしなかった理由が、きょうは見つけられなかった。


これからは2軍戦観戦専門にしようかと思ったほどだ。


1軍は専門サイトをパソコンやスマホで見ればいい。


球場はあまりに騒がしいエンターテイメント空間で疲れてしまうからだ。


なにより、野球そのものを落ち着いて観戦できない。




時折、鳥のさえずりや、上空を飛ぶ飛行機の音が静寂を破る。


日差しが強かったが、わずかに吹く風の気持ちよさも感じられた。




試合は日本ハムが3本の本塁打も放っての完勝だった。


満足して球場を後にした。




成田駅には17時過ぎに戻れた。


そのまま帰宅するのももったいない気がしたので、呑んでから帰ることにした。




駅前のビルに入る。


2階の「八福」。





次いで、1階の「串かつ でんがな」。



無難に呑み、帰宅する決心がついた。




1軍の試合は、きょうは悪夢のような逆転負けだったとスマホを見て知った。