母の84歳の誕生日だった先週、箱根に行った。
「会席 大清水」で母、姉と会食した。
お店をセッティングしたのは姉だ。
年に何度か利用しているらしい。
この日、自分はこの祝いの席で酒を解禁した。
64日ぶりだ。
食前酒のアルコール入り紅茶で乾杯。
1日2組限定というお店らしいが、この日の昼はわれわれだけだったようだ。
静かに味わえた。
こちらがお品書き。
(画像は後日撮影)
器も料理もよかった。
鮑も無花果も口にするのは久しぶりだった。
こちらは輪島塗りらしい。
酒はご当地神奈川県の中沢酒造の純米酒「松みどり」にした。
久しぶりに口をつける酒。
しっかりと酒の味がした。
ちなみに、このお店は鈴廣。
当然ながらピンチョスは鈴廣かまぼこだ。
涼し気なガラス鉢に青パパイヤとシークワーサーも添えられた一品。
おしのぎは蟹。
とりわけ、この「戻り鰹のレアカツをポン酢バターソースで」は絶品だった。
こちらは煮物。
銀杏や栗も入った釜炊きご飯は秋の味覚。
ポポーは地元農家から取り寄せたものと聞いた。
料理はもちろん雰囲気も接客して下さる方の感じも良く、とても満足の2時間半あまりだった。
母は変わらず元気。
一時は体調不良だった姉もすっかり元気な様子だった。
そして自分も、ようやく酒を味わえるほどに元気になった。
親子3人、美味しく呑んで食べられるのは幸せなことだ。
いつも以上にそんなことを実感するひと時だった。