心身に激しい疲労を感じて朝を迎えたきょう。
リゾートマンションに住んでいながら、ほとんどリゾート生活を楽しんでいない現実をふと反省し、昼食は外のテラスで食べることにしました。
12月がすぐそこに迫っていながらも、穏やかな小春日和。
聞こえてくるのは、
鳥のさえずり、
そして、遠くの新幹線や東海道線の走行音のみ。
とても癒されます。
こういう時間を大切にしよう、とあらためて思いました。
そして、夕暮れ。
夕食はさすがに外で、という気にはなれませんでしたが、かなり久々にCDを聴きながら過ごしました。
ウィーン・フィルの2012年のニューイヤー・コンサートのCDです。
自分も安い席ながらもその会場の片隅にいたので、思い出深いコンサートです。
あまりにも表現豊かなマリス・ヤンソンスの指揮に、音楽の素人でありながらも心奪われました。
今夕、まず聴いたのは、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「楽しめ人生を」です。
不覚にも、涙してしまいました。
音楽の力。
もちろん、歌詞などないのですが、なんだかとても心に響きました。
「楽しめ人生を」
まさに、それを欲したからこそ、東京の家もシゴトも、あるいは一部人間関係までも捨てることなっても熱海に来たわけです。
楽しんでこそ価値ある我が人生。
あらためて思い知らされるかのような涙だったような気もします。
自分と正直に向かい合って生きていきたいと、あらためて思いました。