ハバナの旧市街を歩く | プリンシペ・オリエンタルのブログ

プリンシペ・オリエンタルのブログ

誰も知らない元覆面ルチャドール(プロレスラー)“プリンシペ・オリエンタル”のブログです。リングネームだったプリンシペ・オリエンタル=東洋の王子様。しかし、素顔は王子とはかけ離れた男であります。今はプロレスとはまったく関係ない毎日を送っています。

ハバナの旧市街では、フラフラ歩くだけでも十分に観光したような満足感が得られました。

しかし、いくつかの施設には入って見学もしてみました。



革命博物館。

やはり、キューバといえばキューバ革命は欠かせません。

革命の歴史に関わる資料や武器などが多数展示されており、とても興味深い施設でした。

歴史ある建物も立派です。


ただ、入館時には、受付の女性が昼食中だから、という理由で10分ほど待たされました。

先に並んでいた外国人観光客は
「さすが、キューバ!」
と笑っていました。



クラシックカーのタクシーを貸し切って行った場所もありました。

旧市街とは運河を隔てたエリアです。

第1ゲバラ邸宅。

執務室ですね。

カメラなどゲバラの所持品も展示されていました。

その近くにあるカバーニャ要塞です。

旧市街の街並みが一望出来ます。

こちらは、モロ要塞。

ここでは入場時に、受付の女性がトイレに行っているから、と、5分ほど待たされました。

受付には警備のおじさんが代わりに座っているのですが、まさにいるだけ。

やがて、トイレットペーパー片手に大柄な女性がゆっくりと現れました。

なんとも、のんびりしたものです。



旧市街に戻ると、日本人の支倉常長の像がありました。

彼の故郷である仙台市の私立学園が建てたようです。

400年近く前にこの地を訪れたという日本人なのです。



観光施設ではありませんが、鉄道のラ・コウブレ駅にも行ってみました。

ハバナで3泊の後には、5日間ほど旅程は空白にしていたため、鉄道でどこか郊外へ出かけてもおもしろいのではないかと思ったからです。

手書きの時刻表。

ただ、バスと比べて驚くほど時間がかかるのと、毎日運行されない路線も多いことが判明しました。

2週間くらいの余裕があれば遠出したいところでしたが、今回の旅では駅見学にとどめておくことにしました。




観光客で賑わうビエハ広場。

葉巻を買わないか、と何度か声をかけられます。

こういう輩は大体ニセ物らしいですが、そもそも葉巻もタバコも興味ゼロなので、しっかりお断りします。

彼らもしつこくないので、街歩きはまったく苦ではありません。



ハバナ到着日には、地図を見ながら歩いていたところ、鼻ピアスの小洒落た少年が、
「中国人?日本人?どこに行きたいの?」
などと楽しげに話しかけてくれました。

あるいは、道端に座っていた老人と目が合うと、笑顔で手を振って挨拶をしてくれたこともありました。

空き地で野球に興じている子どもたちの試合に足を止めれば、やはり補欠選手?の子どもが話しかけてきました。

ただ、若い女性からの
「今夜、サルサのパーティーがあるのだけど」
の艶めかしいお誘いは、裏があると予習済みでもあり笑顔でお断りした次第。



穏やかで、ゆっくりとした時間が流れるハバナの旧市街。

蒸し暑さで体力は消耗しますが、気分は爽快です。