昨年、初めて「俵屋」を経験した呑み仲間のYがすっかり「俵屋」の虜になったようで、今回の京都の旅の主たる目的も、実はこちらの宿であったのです。
今回の部屋は「泉」。
玄関にほど近い旧館1階にあり、庭が見事です。
その庭と一体となったような、開放感のある浴室も清々しいものがあります。
自分が初めて「俵屋」を訪れたのは、9年前。
それ以来、客室係はいつもSさんです。
今回もそうでした。
実は同じ年齢ということが昨年の滞在時に判明し、親近感も湧きます。
24歳の新人を伴い、彼女を教育しつつの今回の接客でした。
毎度の、ストレスのない応対。
親しみやすいけれど、一線は越えないような言動。
出来そうで出来ない接客が、こちらの「俵屋」では具現化されています。
夕食は下のような内容でした。
実に3時間半近くをかけて存分に味わい、楽しみました。
ちなみに、今回の部屋は1泊ひとり74,520円。
それに見合う時間と空間を感じられたら、けっして高くはないはずです。
寝心地の良い寝具で快眠出来たのは、言うまでもありません。