今宵はオーストラリア在住で日本に一時帰国中の友人と呑みました。
以前、このブログでも載せたことがあるのですが、大学卒業後に新卒入社した会社の同期だった友人です。
19名いた同期の中でもっとも仲の良かった人物で、結婚披露宴では司会の大役を任命されたほどです。
年に一度、長期休暇で一時帰国する際、時間を合わせて呑み語るわけです。
また、昨年春には自分がシドニーを旅した際には、現地でお世話になりました。
しかし、今年は7月以来の二度目。
「今回は長い日本滞在」と、意味深なメールを数日前にもらい、今宵、新宿で会いました。
なんでも、とあるプロジェクトに絡む来日だそうです。
しかも、酒が進んだ後で聞けば、ビジネスパートナーを探すのも使命だとのこと。
「○○(←自分の本名)、やらない?やろうよー」
などと、軽々しく!誘っていただきました。
正直、声がかかるのはありがたいことです。
しかし、来年春から1年は、住まいもシゴトもすべてリセットする充電期間とすでに決めています。
あと1年遅ければ、もしかしたら一緒にシゴト出来たかもしれませんが、今回はお断りしました。
実は少し前にも、ありがたいお誘いを受けました。
大学時代のゼミ長から、「ウルトラ三流大学」(本人談)の准教授のお誘いでした。
そのゼミ長は大学卒業後にスコットランドの大学院に進み、スイスを拠点として日本の「ウルトラ三流大学」の教授としても活躍している人物です。
自分は学士までしか持っていないのですが、それでもよい、と言われました。
ただ、自分はそもそも研究の筋では生きていないので(というか、プロレスの筋?)、この話もお断りしました。
なにより、充電するための1年は、人生を考えるうえで大切にしたいのです。
タイミング、もしくは、チャンス、とでも呼ぶのでしょうか。
人生は、常に選択だと思います(常に洗濯でもあります)。
運とか縁とか、目に見えないものが散らばっている中をもがいて喜んだり悲しんだりしながら過ごす時間の連続が人生ではないでしょうか。
そういう意味では、今回のお話はとてもとても残念ではありますが、きっとこれからどうなろうとも、後悔はしないと思います。
自分で決めたことは、常に最良の選択だと思います。
自分なんかよりもっともっと有能なビジネスパートー氏に、きょうの話を仕向けたい、と、ひそかに思っています。