自発的には「絶対に」行かない街、渋谷。
人混みにウンザリするのと、この街の若者はオヤジ狩りをしてくるか、クスリ漬けか、あるいはナンパ目当てか、などと、ほとんど偏見に基づく妄想で、緊張すらしてしまいます。
今でもロン毛の「チーマー」が闊歩しているのではないか?とすら思う自分が、もはや時代遅れなのでしょう。
無事に、今宵の会場である渋谷gee-geに辿り着きました。
6名のアーティストによる共演です。
トップバッターがギターを弾き始めたときには、客はわずか18名。
随分と淋しいスタートとなりましたが、次第に客も増え、後半はスタンディングも目立つ盛況ぶりでした。
こちらはワイン片手に、ゆっくりと楽しませていただきました。
昨年、京都での路上ライブを聴いた木下翼さんが、東京に移住されてから今宵が東京初公演ということで行ったのですが、事前にCDを聴いて「予習」したこともあり、よかったです。
また、木下さん以外の皆さんもそれぞれ個性的で、最初から最後まで真剣に聴き入った3時間あまりでした。
世の中、いろいろな世界で、いろいろな人ががんばっているのですね。
あらためて、そんなことを感じました。
自分も、がんばろうと思います。
大きな刺激になりました。