下北半島で宿泊した宿は、下風呂温泉の「ホテルニュー下風呂」です。
じゃらんのサイトから予約しました。
1泊2食付きで8,100円の旅館。
温泉が源泉掛け流しというのは魅力でしたが、正直、期待もせずに行きました。
部屋からは、期待していなかった海も眺められ、なかなかいいではないですか!
男女1つずつ浴室があり、男女入れ替えなし、露天風呂なし、という仕組みでした。
誰もいなかったので、撮影してみました。
いかにも温泉、という風情です。
脱衣所に掲げられていた温泉成分分析証の類です。
部屋に戻り、冷蔵庫のビールを呑みながら執筆などした後、18時近くになって夕食の時間となりました。
嬉しいことに、部屋食です。
二つのお膳が運ばれてきました。
まさに、独り宴会の様相です。
イカやホタテなど地元産の品が中心で、美味しくいただきました。
宿の名前入り冷酒。
ビールの後にいただきました。
19時前には夕食終了です。
布団も敷かれたのですが、寝るにはまだ早過ぎます。
2度目となる温泉に浸かって休憩した後、散歩に出かけることにしました。
ホームを模した一角には足風呂もあり、酔客が一人、グッタリした様子で座っていました。
「ホーム」付近にだけ、レールも敷かれていました。最果ての静かな温泉場の幻の駅。
シゴトで訪れた青森とはいえ、旅情を感じずにはいられない夜の散歩となりました。
よく眠り、迎えた朝。
目覚めた直後の6時ちょうどに、キーンコーンカーンコーン、というチャイムが町中に響きわたりました。
朝風呂でスッキリした後、朝食です。
朝食は部屋食ではなく、到着時におしえらていた通りに3階の宴会場に出かけました。
それにしてはあまりに静かで、人の気配を感じない快適な一夜を過ごせました。
ビール2本と冷酒1本を入れても会計は10,410円。
充分に満足です。
雪の降りしきる真冬に、1週間くらい逗留してみるのも悪くないかな。
そんなことも思いつつ、宿を後にしたのでした。