幼いときから、ずっとイースター島に行きたいと思っていました。
記憶が定かでないのですが、小学生のとき、缶コーヒーのテレビCMで荒涼とした風景とモアイを見たときの胸騒ぎが、中年になった今日までずっと残っているような気がします。
今回の旅で、ついに夢叶いました。
昨年買ったローマまでの航空券を持っていて、そこからプランニングが始まったのですが、当初は欧州内か、せいぜいアフリカを考えていました。
しかし、いまだ足を踏み入れていない南米が気になり出し、南米といえばチリ領のイースター島に行こう、となったわけです。
イースター島へはタヒチからの便もあり、日本から行くことだけを考えたらその方が近くて早くて楽なのですが、前々から、行くなら遥々南米大陸側から行きたい、と決めていました。
そのくらい、自分の中では特別な場所です。
昨日はサンティアゴのホテルを朝6時半前には出て、まだ夜明け前の中、タクシーで空港へ行きました。
サンティアゴからイースター島への便は国内線ではありますが、国際線カウンターでチェックインします。
空港内のラウンジは、クレジットカード提示で入れます。軽く朝食をとりました。
出発30分ほど前に搭乗ゲートへ行きます。「イスラ・デ・パスクア」は、イースター島です。
ラン航空841便は、ボーイング767型機です。国内線とはいえ、5時間半あまりの長いフライトです。
ビジネスクラスは横2-2-2の配列。
特筆すべきはシートピッチで、カタール航空並みのフルフラットシートです。寝ないと損しますね。
朝日まぶしいサンティアゴ空港。
ほぼ定刻の8時15分頃に出発です。
少しして、南米大陸に別れを告げます。
機内はかなり空席も目立ちました。今は冬で雨季というのも影響しているのでしょうか?間違いなく観光路線ですから。
あらためて朝食です。
その後機内は暗くなりました。
座席はフルフラットにしましたが、眠いはずなのに、寝付けません。
なぜかシゴトがらみのことを考えて、アイディアを思いを巡らせていたら、時間が経つのも早かった!
イースター島とサンティアゴとの時差は2時間。
日本とは15時間違うことになります。
現地時間の正午近くになり、ついにイースター島が見えてきました。
モニターでも、たしかに表示されています。
正午過ぎ、飛行機からタラップで降機します。
サンティアゴは冬の寒さだったのに、さすがに亜熱帯の地。日差し眩しく、ジャケットを脱ぎたくなってきました。
振り返れば撮影したくなる構図です。
空港ターミナルへは歩きます。
荷物はプライオリティタグなど完全無視で、かなり後に出てきました。
時間たっぷりなので、問題なしです。
空港の建物を出ると、ホテルや民宿の人たちが名前を書いた紙を持って大勢出迎えに来ています。
その中に、自分の名前の書かれた紙を持つ女性を見つけました。
いよいよ、イースター島の旅が始まりました。
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