昨日は朝8時前にサンティアゴに到着しました。
日本を発って丸二日。
成田→ドーハ→ローマ→パリ→サンティアゴという長い道程でした。
タクシーで予約済みのホテルに直行しました。
車中、こちらが多少のスペイン語を解すとわかった初老のドライバー は、あれこれと基礎スペイン語のクイズを出して来たりして、かなり和みました。
「今日は何曜日ですか?」
「今、何時ですか?」
など、英語なら中学1年生レベルです(今の英語教育だと小学生レベル?)。
着いたのは旧市街にあるホテル・プラザ・サンフランシスコです。
陽気なドライバーと別れて館内に入れば、重厚でなかなか豪華な雰囲気です。
フロントデスクはなく、コンシェルジュデスクみたいな小ぢんまりとしたところでチェックインです。
時はまだ8時半頃。
アーリーチェックインのリクエストを
事前に送っていましたがすがにまだ部屋には入れないとのことです。ただ、あと1時間もすれば入れるとの話なので、豪華なロビーで待つことにしました。
頼みもしないのにWifiの暗証番号をおしえてくれたり、チョコラテをカップに注いでサービスしてくれたり、いい感じです。
「1時間」はラテンの目安と察し、1時間半ほどの経った後、再度デスクへ行きます。問題なく部屋のキーをくれました。
部屋はジュニアスイートです。
週末ということもあってか、安い料金設定だったので予約したのでした。
顔を洗ってヒゲを剃り、シャワーを浴びました。ローマ空港内のラウンジ以来で、心身爽快です。
長旅の疲れと眠さも若干は感じましたが、せっかくの時間なので街を散歩することにします。
旧市街にあるこのホテルを選んだ理由は、街歩きに便利と思ったからです。
自分は海外のどんな街で泊まるにせよ、大抵は旧市街の地場のホテルを選びます。新市街にはキレイな外資系ホテルがあったりするものですが、治安や設備が悪くても、その国らしさが見えて楽しいからです。
まずは、少し歩いてサンタ・ルシアの丘に登りました。
街の向こうにアンデスの山々が見えます。
観光客や地元の家族連れなどで賑わっていました。
その後、旧市街の中心エリアをさまよってみました。
日曜日ということもあってか、静かな街でした。
犬もお休みのようです。
安食堂でチーズを挟んだだけのパンと体に悪そうな濃いオレンジ色をした炭酸飲料でランチとしました。
店を出れば、眠りに襲われてきました。
さすがに疲れも感じてきます。
ホテルに戻ると、ベッドに倒れ込み、期せずしてシエスタをとることになりました。
束の間の街歩きでしたが、落ち着いた雰囲気が気に入りました。
今回は乗り継ぎ目的の1泊だけの滞在でしたが、次回はゆっくりと訪れたいと思います。
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