昨日は実家に行ってきました。
今はもう誰も住んでいません。
来月には家を取り壊して土地も売却することになっているので、必要な物を取りに行ったのでした。
実家を離れて8年あまり。
この間、必要なかった物だからこそ、部屋に放置されたままだったわけですが、思い出の品々を手に取ると整理は進みませんでした。
こんなに狭くて暗くて汚い部屋に住んでいたんだなーという感慨もありました。
雨戸を開ければ、荒れ放題の庭の景色が飛び込んできました。
庭に出てみれば、幼少時に走り回って遊んだ思い出がよみがえってきました。
庭のある昔ながらの日本旅館が好きなのは、こんな環境で生まれ育ったことが理由なのかもしれない、とあらためて思った土曜の昼下がりでした。