きょうは、歴史を旅したかのような1日でした。
美ヶ原温泉の宿を後にし、松本市内へ向かいます。
重要文化財の旧開智学校校舎を見学しました。
建物の歴史もさることながら、工事費の7割を松本町民が寄附したというのが感慨深いです。
新しい時代の幕を開けたこの時期の、教育に対する人々の熱意が感じられます。
展示されている史料を読んだりして、思いのほか長居してしまいました。
昨日見学した松本城を横目で見ながら松本駅へ行き、名古屋へ帰る友人と別れました。
もっとも、別れる前には駅ビルで餃子とビールの小宴を楽しんだことはいうまでもありません。
黒い城、朱塗りの橋、それに白鳥、という1枚。
特急車内では気持ちよく眠り、終点の新宿から中央線快速で1駅戻って中野へ。
友人出演の舞台鑑賞です。
会場はザ・ポケット。
『TOKUGAWA15(フィフティーン)』という舞台です。
2時間あまり、笑って泣きました。
明日まで公演があるので詳細には触れませんが、タイトル通り、江戸時代の徳川15代将軍たちに関連した内容です。
記念にパンフレットも購入しました。
この表紙を見ると、およそ徳川15代将軍のイメージとはかけ離れていますね(笑)。
そこがまた、おもしろいところです。
明日は仕事のため、出演した友人と会場で会うことはせずにまっすぐ帰宅しました。
「会えなくて残念」というメールが来たので、近日会う(=呑む)約束をしました。
松本から中野へ、明治時代と江戸時代、そして現代を駆け巡るかのような1日となりました。